2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

今日聴いたもの

I Love You / Benny Sings 05年。なぜかSonar Kollektivから出てる、甘くて繊細なヴォーカル&ハーモニーに彩られた70年代テイスト満載のSSW盤。全編に渡って"What A Fool Believes"や"Oh Lori"みたいな洒脱なソフトAORワールドが繰り広げられて、胸が締め付…

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ビッグ・アーティスト・ベスト・コレクション / 弘田三枝子 60年代のカヴァー・ポップス時代のベスト。お馴染みのオールディーズ曲が多いんだけど、ソウルフルでパンチのある歌唱のせいで、聞き飽きた曲にも意外な発見があったりして新鮮に聞ける。あと、こ…

今日聴いたもの

Scissor Sisters / Scissor Sisters 04年。エレクトクラッシュの文脈で語られてるのをよく見かけたけど、むしろ70年代のグラム・ロックやモダン・ポップへのシンパシーを強く感じる音楽性で、レニー・クラヴィッツみたいに聞こえる瞬間もある。エレポップや…

今日聴いたもの

Thin Disguise / Good Question 86年。ヴァン・デューレンという人が在籍したバンド。甘酸っぱいメロディとヴォーカルに思わず胸がときめく1曲目の"Jane"はウィングスがパワーポップ化したような名曲。他にも"Fool For The Face"、"Thin Disguise"、"Above T…

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Illusion / Illusion ルネッサンスのメンバーが結成したクラシカル・プログレ・バンドの78年2nd。1stに比べるとちょっと楽曲のクオリティが落ちる気もするけど、メロウなピアノ・ロックの"Wings Across The Sea"、ジャングル・ビートにシンセのシーケンス・…

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The New Preskriptions Of Dr. Lekutoluv / Dr.Lectroluv 02年。GigoloやDisko Bなどのエレクトロ・クラッシュ物を中心としたMixCD。90年代以降のテクノと80'sエレポップのブレンドのさじ加減の微妙な違いを楽しめる選曲、なんだろうけど、さすがにもはやこ…

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Acton / The Chang 96年。70年代テイストが濃厚なクロスオーヴァー・ギターポップっていう感じ。メランコリックな風情が沁みるメロウなシティ・ポップ"ヒコーキ"からファンク・フュージョン風"ワナかも"、スライ〜スガシカオ系の"Woo-Sha-Sha"へ至る8、9、10…

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Summer Reminiscence / Fruitcake 86年。オランダのフュージョン・グループ。この名前を見ると80年代のFM雑誌を思い出す。当時聞いたことはなかったんだけど、想像していた通りのシャカタク系アーバン・フュージョンで、キラキラしたエレピの音が何ともクリ…

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NEXUS-2060 / Capsule 新作。Perfumeの曲ではピチカートっぽさをあまり感じなかったんで、やっと影響が抜けたのかなと思ってたんだけど、ウィスパー・ボイスが乗ると途端にピチカート。60'sサンプリングを多用したボッサでフレンチでハウスなトラックがそれ…

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Connected / The Foreign Exchange 04年。クロスオーヴァー系のトラックに歌心のあるラップやR&Bスタイルのヴォーカル&コーラスが乗っかる爽快かつ深遠なヒップホップ盤。メロウな音使いが目立つけど心地良いだけじゃなくて、1曲の中にいろんなアイデアが詰…

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名もない星 / 村下孝蔵 92年。パブリック・イメージ通りの、甘い歌声で聞かせる叙情派ニューミュージック。手垢のついたようなメロディや転調を多用してるように見えて、細部にさりげなく聞き手を裏切るコード進行を挿入する細やかで飽きさせない、歌謡曲作…

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ベスト・コレクション / 浅田美代子 86年に出たベスト盤。今はもっとイイ選曲・音質のCDが出てると思うけど。初期の筒美京平作品*1くらいしか聞いたことなかったんだけど、都倉俊一もメインソングライターとしてかなり楽曲提供してることを知った。全般的…

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So... How's Your Girl? / Hondsome Boy Modeling School 99年。プリンス・ポールとダン“ジ・オートメーター”ナカムラのユニット。スポークン・ワード物からクラシックまで、二束三文の安レコから拾ったと思しき飛び道具的なサンプリング・ネタで楽しませつ…

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Waltz Of A Ghetto Fly / Amp Fiddler 04年。デトロイト・エクスペリメントに参加していたKey奏者のソロ。分厚いコーラスをフィーチャーしたミディアム〜スロー・テンポのメロウ・ファンク/ソウルが大半を占める甘い甘い1枚で、それでいてネオ・ソウル系みた…

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KING / 忌野清志郎 04年。いくつかのシングル曲を除いては単調なメロディに駄洒落みたいな歌詞が乗ったような冗長な曲ばっかりっていうイメージが強くて、この人のアルバムを積極的に聞く気なんか全然無くなってたんだけど、以前CD屋でコレがかかってるのを…

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Dread In A Babylon / U Roy 76年。ロックステディ〜初期レゲエ曲をダブ処理したトラックに乗って、時に原曲のヴォーカル・トラックと掛け合い、絡み合いながらトースティングするオールド・スクールDJ盤。やっぱりこのちょっと甘くてヤングな声はイイなあ。…

今日聴いたもの

Live, Love, Larf & Loaf / French Frith Kaiser Thompson 87年。「Invisible Means」が出たときはかなり気に入って相当聞きまくってて、当然遡ってこのアルバムもテープにダビングしたものを持ってたんだけど、"Peppermint Rock"のようなキラー・トラックが…

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Souls At Zero / Neurosis 92年。グランジとスラッシュの中間的な音。時に笑ってしまうくらいドラマティックな曲展開が身上で、ノイジーなギターとアコギの爪弾きのコントラストとか唐突なホーンやヴォイス・コラージュなど小技の利いたアレンジが楽しい。"S…

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Bringing Down The Horse / The Wallflowers 97年。ワイルドハーツを買うつもりで間違ってしまった。これはボブ・ディランの息子のバンド。しゃがれヴォーカルにアーシーなオルガン、スライド・ギターなどをフィーチャーした土埃が立ちこめるアメリカン・ロ…

今日読んだもの

新・世界の七不思議 / 鯨統一郎 待望だったはずなんだけど、ここ数年に出たこの人の小説を読んでるうちにいつのまにかどうでもよくなっていたシリーズ第2弾。相変わらずのアクロバティックな論理と珍解釈、宮田と静香の毒舌の応酬はやはり他では味わえない世…

今日聴いたもの

JAPANESE BOSSA NOVA 今宵歌わん 68〜76年の音源。見事にボサノバ歌謡一色の編集盤。4曲収録されてる筒美京平作品*1や"白い波 / ユキとヒデ"や"甘い予感 / 団次郎"など既発のコンピで聞ける曲が多いけど、こうしてまとめられるとバラバラに聞いてたら気づか…

今日聴いたもの

The Detroit Experiment 03年。Carl Craig主催のクラブ・ジャズ・プロジェクト。Amp FidlerやGeri Allen以外はよく知らないメンツ。でも、おそらくジャズ系アーティストのデトロイト・オールスターズ的なメンバー構成になってる模様。基本的にはクロスオーヴ…

今日聴いたもの

Rasta Ambassador / U-Roy 77年。ヴァージン・フロントライン・シリーズ。ダビーなエフェクトを多用したクールなサウンドと、ロックステディや初期レゲエ系のキャッチーなメロディ。ちょっとコステロを思わせる怒れる若者っぽい声質のヴォーカルがスタイリッ…

今日聴いたもの

BEAT GOES ON / BON-BON BLANCO 03年。リード・ヴォーカルと4人のパーカッション担当で構成されてる女の子グループ。基本的に打ち込みポップにラテンな味付けをした音楽性なんだけど、特にアルバム前半を占める90年代ガール・ポップ風の曲(広瀬香美とか)よ…