赤羽39 / The ピーズ 05年。復活後3枚目。相変わらず投げやりで自虐的なロックンロールだけど、これまでの2枚の異様にダルで鬱な雰囲気は薄れて、ちょっと初期のテイストに近い印象。全編を通じてギターがすごくカッコイイ。リズム・チェンジがイカしてる"体…

コンプリート・アルファ・イヤーズ / 桐ヶ谷仁 79年1st「My Love for You」と81年2nd「Windy」にシングル曲をプラス。2ndはアナログで持っていたんだけど、"四ツ谷ゆうまぐれ"が聞きたくて購入。すごく久しぶりに聞いたけど、改めて聞いても半音下降するメロ…

As You Will / Lambert & Nuttycombe 73年2nd。カントリー・フレイヴァー漂うサウンドやハーモニーの質感など西海岸っぽい印象で、さらにド派手なストリングスがフィーチャーされた曲やパワフルなR&Bロック・ナンバーまで登場して、かなりメリハリのある音楽…

Masae Ala Mode 2 / 大野方栄 with Blue Marble ショック太郎さんid:bluemarbleから頂いたブルー・マーブルの最新デモCD。今回はちょっと変則的な形で配布されているようです。http://d.hatena.ne.jp/bluemarble/20060315全編を通じて「あの頃、マリー・ロー…

The Perfect Beats Vol.1 -new york electro hip-hop + underground dance classics 1980-1985 / Various Artists いわゆるガラージ、ロフト・クラシック系の編集盤。アフリカ・バンバータの"Planet Rock"やプラネット・パトロールのシンクロナイズド・ラヴ…

Love & Life / Intense 92年。ARIWAの男性3人組。マッド・プロフェッサーのメロウなラヴァーズ・サウンドに70年代スウィート・ソウルっぽい美メロと甘いヴォーカル＆ハーモニー、というソウルフル・ラヴァーズ路線に完全に焦点を定めてて、キラキラしたシン…

Marlena / Marlena Shaw 72年。ジャズにミュージカル、ソウル、ゴスペルなどを行き来する音楽性に、どことなくサイケなムードも漂うストリングス・アレンジやファズ・ギターなど、初期ミニー・リパートンやロータリー・コネクションなんかに通じる70年代初頭…

Tio Ar Med - Best Of 1968-1979 / Agnetha Faltskog ABBAのアグネタのソロ音源ベスト。やはり"S.O.S."が飛びぬけてキャッチー。あとは自作のタイトでメロウなタンゴAOR"Doktorn"もイイ感じ。全体的に品行方正なユーロビジョン系ポピュラーソングが多いんだ…

Regina / インスタント・カフェ・レコーズ 02年。エレクトロニカ的な電子音が多用されてて、ミュゼットやハワイアンなどのレトロな曲調との対比が面白い。ジャジーな哀愁フォーキー・ポップ"Vertigo"のガーリー具合にとにかくヤラれた。清涼オルガン入りの陽…

ゴールデン☆ベスト / 青山ミチ ブルース歌謡をメインに歌ってたクラウン・レコード時代（67年〜70年）のシングル曲に"ミッチー音頭"（63年）をプラスした全23曲。ずっしりとヘヴィーな"マンハッタンブルース"やヴァイブ入りの洒脱なアレンジに美メロが乗る"…

The Collection / Valerie Simpson 71年と72年のアルバムをカップリングしたSpectrum編集盤。職業作家としての数々の提供曲やアシュフォード＆シンプソンでのディスコティークな作品群のイメージからすると、ちょっと意外なゴスペル・テイストのソウルフルSS…

超時空コロダスタン旅行記 / アポジー & ペリジー 84年。細野晴臣がプロデュース、YENレーベルの面々が参加したアルバムで、あの頃のテクノ・ポップな音が満載。越美晴が歌う、同時期のアルバムの延長線上のキュートなテクノ・ツイスト歌謡"アニマロイド・MV…

Revel Weird And Wild / Spriguns 76年1st。邦題は「奇妙な酒宴」。女性ヴォーカルを擁した英国エレクトリック・トラッド・バンドで、トラッドなメロディでもコブシを回さないマンディ・モートンのフワフワした人懐っこい歌声がたまらなく魅力的。おかげで"O…

Holding On / Carl & Joanne Barry 82年。ギター、ベース、ドラムのアコースティックなジャズ・トリオ編成でクロスオーヴァーな演奏を聞かせる女性ヴォーカル盤。ソフトで透明感のある声質と、とにかくギターの一貫してメロウなトーンが気持ちイイ1枚で、な…

Disco Nights / GQ "Disco Nights (Rock Freak)"で有名なディスコ・グループのCamaden盤廉価ベスト。ちょっとマシナリーな四つ打ちリズムに、メロウでかつキレの良いギター・カッティングが映えるキラキラしたディスコ・トラックの数々がひたすら気持ちイイ…

ヴォヤージュ / アン・サリー 01年。聞いてると気分が落ち着いてくる歌声。シンプルなボサに、サックス、ハーモニカ、アコーディオンといった、さりげないワンポイントが添えられたアレンジは一貫して穏やか。解釈の妙という意味ではやはり、ブラジリアン・…

Silent Alarm / Bloc Party 05年。ニューウェイヴ・リヴァイバル系バンド。曲やヴォーカル、ギターはいかにもキュアーあたりの80年代ネオサイケっぽいんだけど、そんな楽曲を支えるリズム隊は今時のバンドらしく一貫してダンサブル。特にドタバタ暴れながら…

Blow By Blow / Jeff Beck 75年。ファンク、ジャズ・ロック、プログレなどが一体になったフュージョン・ロック。ハードロック寄りのフュージョンがまるで苦手だった昔は、1曲目を聞いただけで投げ出してしまったけど、改めて聞くと、ハードな曲でもメロウな…

La La La Latin Disco / Various Artists 97年Avex Trax編集。"マカレナ"で始まり"恋のチキ・チキ"で終わる、ラテンやサンバ・リズムを使用したダンストラック・コンピ。小洒落たクロスオーヴァーなんてまるで関係ない感じの、ひたすらアッパーで下世話な選…

ブーム・デイズ / 山本達彦 87年。以前聞いたシングル"プレッシャー"収録のアルバム。ブラコン・ベースのシティポップで、時々産業ロック風。ビッグバンド・ジャズをアシッド・ハウス化したようなアレンジがカッコイイ"シークレット・ゾーン"にオッと思った…