2004-11-01から1ヶ月間の記事一覧

今日聴いたもの

Jammin / Peshay 新作。ラテンやジャズを取り入れつつも退屈なフュージョン風に成り下がらない、センスの良いクロスオーヴァー・ドラムンベース。最近レコード屋の試聴機に入ってるドラムン盤のような激音圧や高速ビートはないけど、この独特な軽みのあるス…

今日聴いたもの

Zongamin 02年XL Recordings。適度に尖っててユーモラスな音作りとシンプルな反復ビートが気持ち良いニューウェイヴ/テクノポップ・インスト。ヴァラエティに富んだ内容だけど、ファンク・ビートの曲がやっぱり良い。時々顔を出すギターも味がある。"Serious…

今日観たもの

ルビー&カンタン ジャン・レノとジェラール・ドパルデューが主演の犯罪コメディ。だけど「奇人たちの晩餐会」のフランシス・ヴェベール作品なんで、ただのほのぼのコメディで終わるはずがなくヒネリの利いた展開の連続。かなり笑った。 スパニッシュ・マンシ…

今日聴いたもの

Peace A Cup / Macka.B 91年ARIWA盤。マシナリーなバックトラックに乗せてダミ声でトースティングするストレートなダンスホール・レゲエ。以前コンピで聞いたクリスマスっぽい雰囲気のトラックとはかなり様子が違ってて、ちょっと苦手なタイプ。ラヴァーズ+…

今日聴いたもの

シンパシィ / 宇都美慶子 90年。プレ90年代ガールポップ的なニューミュージック。松任谷正隆、岸正之、Joey Carbone、佐藤健といった人たちを作家陣に迎えて、60'sポップ、ハードロック、ブラコン等が混在した幅広い音楽性を聞かせるアルバム。ポータブル・…

今日聴いたもの

テイチク70'sアイドル・コレクション タイトル通りの内容の編集盤なんだけど、風吹ジュン、吉沢京子、秋ひとみといった人たちを除いてほとんど知らない人ばかりで、作曲家も聞いたこともない名前が並んでる。この年代の若い女性歌手のレコードを無作為に掴む…

今日読んだもの

電脳娼婦 / 森奈津子 帯にもあとがきにも結構エロ色強めの作品集と強調されてるけど、ポルノそのものだったこの間の「姫百合」とかに比べるとかなりSFマインド溢れるアイデア・ストーリー集という印象。キャラクター設定が素晴らしい、超能力ネタの中編なん…

今日聴いたもの

Mishaps Happening / Quantic 04年。ジャズやファンクを基調に多彩なリズム・アレンジで聴かせるUKブレイクビーツ・ユニット。さりげなくヒネくれたアレンジで飽きさせない曲が多くて、ポップスとしても十分楽しめるクラブ音楽。"Mishaps Happening"(洒脱な…

今日聴いたもの

THE SOUND OF PHILADELPHIA Funk,Soul and the roots of Disco 1965-73 Soul Jazzのフィリー・ソウル・コンピ第2弾。サイケでベトナムでブラックパワーな時代の、ちょっと埃っぽくてガレージな、荒っぽいリズムと太いグルーヴが最高。"Collage / The Three D…

今日聴いたもの

The School Of Secret Music / The Dancing Cigarettes キャプテン・トリップ盤。80〜83年のスタジオ録音とラジオ用スタジオ・ライブ音源で構成されたコンピ。シンセ入りの性急ペナペナ・ニューウェイヴにノー・ウェイヴ的なアヴァン・センスがブレンドされ…

今日聴いたもの

Witty / 刀根麻理子 85年。"夜明けのラナウェイ"や"ヒーロー"とかを思わせるハード・ロック歌謡を中心に和製ニューウェイヴィーなレゲエ歌謡なんかを織り交ぜたアルバム。アイドルに近い軽い声質のヴォーカル。筒美京平作品を4曲収録してるけど、正直言って…

今日聴いたもの

Rotten To The Core / Crabby Appleton ミレニウムのメンバーが在籍したバンドの71年2nd。1stは聞いたことがないんだけど、このアルバムを聴く限りでは、絶叫ハード・ロックやパワーポップからブルース・ロック、カントリー・ロックまで随分幅広い音楽性。残…

今日聴いたもの

Fotografiert BUNNY / Charles Wilp 90年。ATA TAKから再発された60年代のイージー・リスニング盤。60'sイージーといっても、世界的にラウンジ熱が高揚してた頃に散々聴いたテクニカラーなオーケストラ曲より「夜のムード音楽」という形容が相応しい妖しい曲…

今日聴いたもの

Most Wanted / Fast Eddie 90年。DJ Internationalのシカゴ・ヒップ・ハウス盤。シンプルなフレーズ・サンプリング(声ネタが多い)とギター、ベース、リズムで構成されたハウス・トラックにラップが乗るスタイルの曲ばかりなんだけど、ワンパターンな感じで…

今日聴いたもの

ア・ガ・ル・タ / Agharta 96年。角松敏生がリーダーのフュージョン系ポップ・グループ。サンバ/ラテン色の強いダイナミックな演奏にユーモラスな歌が乗るタイプの曲と角松テイストのシティポップスが混在。なんとなく大学のサークル・バンドっぽいノリ。"Bo…

今日聴いたもの

Light & Magic / Ladytron 04年2nd。相変わらずの80'sエレポップ路線。なんだけど、ちょっと下世話なところが魅力だった1stに比べると、歌メロが淡白になった分、ポップスとしての強度が弱まった感じで、気がついたら聞き流してしまってる曲が多かった。"Sev…

今日聴いたもの

愛色の季節 / 風コーラス団 75年。全曲の編曲を萩田光雄と細野晴臣が手掛けていて、ヤマハ/ポプコン系では異色の洗練された洋楽テイストとグルーヴ感。この再発CDには参加ミュージシャンの記載がないけど、ティン・パン系の人たちがバックを固めてるのかも。…

今日聴いたもの

空の森 新居昭乃 ベストアルバム 97年。最近テレビでアニメの主題歌が流れてるのを聴いて、意外にはじけたポップスだったんで、試しに買ってみたけど、この盤は全編通じて想像してた通りの幻想ファンタジー系。この手は基本的に苦手なんだけど、メロディにキ…

今日聴いたもの

Studio Don / Lightning Head 02年。レゲエ/ダブをベースにハウス、ラテンやカリビアン、ディスコ、アフロ等が渾然となった、ハイブリッドなクロスオーヴァー・レゲエという感じ。特に前半は面白い曲の連続で楽しい。"El Head Sound"(レゲエとハウスがいつ…

今日聴いたもの

Another Voyage / The Ramsey Lewis Trio 69年Cadet盤。"The In Crowd"風のガヤガヤしたソウル・ジャズや流麗ピアノ・ジャズなど。よく鳴るドラムと太くうねるウッド・ベースの70年前後っぽい音響が気持ちイイ。Verve再発シリーズ。"Wanderin' Rose"(メロウ…

今日聴いたもの

リヴィング・ボッサ フィーチャリング 沢田駿吾&伊集加代 沢田駿吾とモダン・ジャズ・オールスターズ名義の「決定版! これがボサノバ」という68年のアルバムに3曲のボーナストラックを追加した編集盤。ボサノバやジャズのスタンダードをカヴァーした、イージ…

今日聴いたもの

Envy / Arto Lindsay And The Ambitious Lovers 84年。「No New York」を聞き狂ってた頃に買って、80年代前半ならではのエレクトロなダンス・ビートがダメでほとんど聞かずに放置してた盤なんだけど、そういう音が大好きになった今聴くと、なんて良いアルバ…

今日聴いたもの

エベレスト / デイジー 99年。演奏はドタバタ、ヴォーカルも音を外し気味だけど、曲がイイ。まあ、妙に複雑なアレンジの曲が多いせいもあると思うけど。1曲目なんかプログレみたいだし。"静かに揺れて"や"風と君を待つ場所"みたいなGSっぽいアップ・テンポの…