2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

今日聴いたもの

Declaration of Dependence / Kings Of Convenience 新作。音数を減らしてシンプルなフォーキー・スタイルになったアレンジが、抑制の効いたデリケートなデュエット・ヴォーカルをより引き立てているのに加え、これまでに比べて緩急をつけたポップス的なソン…

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Chama Acesa / Ivan Lins 75年。メロウなエレピ、軽やかに舞うフルート、そしてビヨーンと伸びるニューエイジなベース・ライン。ミナス〜ECM系のスピリチュアルで雄大なクロスオーヴァー・サウンドに、少しエモーショナルなヴォーカルで歌われるデリケートな…

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Scitatics / Happy Accidents 01年。メカニカルな超絶演奏と教則レコードのようなナレーションが同居したタイトル曲をはじめ、独特なユーモアセンスに満ちた疾走ジャズロックと、カーリン・クローグ辺りを思わせるオブスキュアな雰囲気のスローな女性ヴォー…

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climax / Great 3 03年。最近聞いた「climax e.p.」がかなり良かったんでアルバムも購入。どの曲も下世話なまでのキャッチーな歌謡性を備えているのに、フワフワしたどこか掴みどころのない現実感のなさがあって、その不思議な感覚に妙に惹かれる1枚。EW&F風…

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From Still To The Birth / 3dl 87年。男性1人女性2人のダンス・ユニット。ハードなエレクトロ・ファンクと70年代歌謡風のメロディーをアダプトした"麗しの乙女"の強烈なインパクトにヤラれて、以来ずっと気になっていた人たち。アタックの激しいリズムとオ…

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ザ・ピーナッツ・DC・レトロ / ザ・ピーナッツ 87年のリミックス企画盤。THE JG'sの手になるハードエッジなトラックメイクはエレクトロ・リバイバルを通過した今の耳で聞くと全然カッコイイんだけど、ピーナッツの曲との相性そのものはいまひとつかも。特に…

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ザ・ピーナッツ・デラックス / ザ・ピーナッツ オリジナル・ヒット曲とポピュラー・スタンダードのカヴァーで構成された67年のアルバム。オリジナルのうち3曲が再録音で、中でも昭和40年代テイストの洒脱な和ボサ化した"可愛い花"と、アメリアッチ風ビート歌…

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Wild Thing - The Songs of Chip Taylor / V.A. Aceのポップス・ソングライター・コンピ・シリーズ。アルバム・タイトルに使われ、冒頭を飾るトロッグスの"Wild Thing"のようなガレージロックタイプの曲は、しかしこれ1曲のみで、せいぜいTina Masonによる"A…

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There Is No Enemy / Built To Spill 新作。再び「Keep It Like A Secret」あたりの甘酸っぱいギターポップ路線に回帰した雰囲気で、前作「You in Reverse」の覚醒した感覚や骨太にうねるアンサンブルにシビれていた耳にはちょっと物足りない感じ。60年代サ…

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Let's Change the World with Music / Prefab Sprout 90年代のお蔵入り作品を完成させたという新作。出だしのメロディーで秒殺の"Music Is A Princess"に"Falling In Love"をはじめ、全編プリファブな楽曲の連続で、見慣れた景色も違って見えてくる切ないロ…

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Scars / Basement Jaxx 最近あまり追いかけてなかったんだけど、たまたま耳にしたシングル"Raindrops"の相変わらずキャッチーでアッパーな音にヤラれて久々に新作購入。でも、聞いてみるとお馴染みのフィルター・ディスコ・ハウス路線は"Raindrops"だけで、…

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君に届くかな、私。 / 南波志帆 新作。80年代シティポップと90年代ガールポップが交錯するキラキラしたサウンドに少女な歌声が乗るスタイルは健在ながら、ハウスなアレンジの曲が増えたせいか、今作はよりダンサブルな印象。前作同様、全体的にはある意味"中…

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昭和ガールズ歌謡 レアシングルコレクション コロムビア編 〜恋はそよ風/20才の恋〜 / V.A. 昭和40年代メインの女性歌謡コンピ・シリーズの最新作。初聴でお気に入りは、重量感のあるガレージなアンサンブルが格好良い"涙のゴーゴー / エミー・ジャクソン"に…

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ハイそれまでョ〜萩原哲晶作品集 / V.A. 2枚組50曲入りのコンピレーション。やはりクレイジーキャッツの60年代作品群がそのアイデアといい、勢いといい、あまりに突出しすぎてる印象はあるものの、子供コーラス入りのキラキラしたアレンジとシニカルな歌詞の…