2004-12-01から1ヶ月間の記事一覧

今日聴いたもの

また恋をしてしまったぼく / 中川五郎 78年。Bellwood再発シリーズ。"主婦のブルース"や"腰まで泥まみれ"の頃のような殺気立った感じは薄れて幾分丸くなった歌声を聞かせるリラクシンなSSW盤。アーシーなロック・サウンドに乗って歌われる露悪適で赤裸々な歌…

今日聴いたもの

GET UP! / 石川晶とカウント・バッファロ−ズ アマゾンで半額セ−ルされてるSolid/ウルトラ・ヴァイブの和モノ再発シリーズ3枚を聴いた。これは75年発売のクロスオーヴァー盤。全編ホーン・セクションを前面に押し出したジャズ・ロック/フュージョン・サウンド…

今日聴いたもの

Autholized Version / Johnny Clarke 76年。チョーズン・フューのコンピで聞いた"Wandering"がソウルフルなイイ曲だったんで、そういう音を期待したんだけど、フタを空けてみると硬質なルーツ・レゲエが大半を占めてて、ちょっとアテが外れた。けど、スモー…

今日聴いたもの

You Can Do That / Soulhead 04年。フィメールR&Bデュオ。リズム感満点の軽やかなヴォーカル。一見、ありがちなR&B歌謡なんだけど、キャッチーなフックが散りばめられたイイ曲。 Simple As That / Melody 03年。具島直子を思わせる甘い声で歌われる爽やかで…

今日聴いたもの

B EP / Battles ダンサブルな反復ギター・ロック・インスト。端正なポスト・ロックにポスト・パンクな野蛮さを持ち込んだ感じの"SZ2"と"Dance"がカッコイイ。 EP C / Battles 「B」で展開していたポスト・パンク・インストにジャズ・ロック的なダイナミズム…

今日観たもの

ペイチェック〜消された記憶 ジョン・ウー監督の近未来SF。テンポの良い演出で見せるアイデア・ストーリー。こういうのは大好き。

今日聴いたもの

美樹克彦 ゴールデン・ベスト 名曲多数の2枚組ベスト。Disc1は"花はおそかった"、"回転禁止の青春さ"といった代表曲を筆頭に65〜70年のシングルA面曲をズラリと並べた構成。初期のメイン・ソングライターの北原じゅん作品は、演歌っぽい垢抜けないメロディと…

今日聴いたもの

Summer of Love / ピカデリー・サーカス 03年。コーラス・ワークやギターの音色など、ELOやパイロットみたいな70年代ポップっぽくて胸がキュンとする。松尾清憲がヴォーカルの曲が好き。"Stranger in your Eyes"(歌謡曲っぽい松尾清憲テイスト曲。サビのデ…

今日聴いたもの

Mestiozo / Joe Bataan And His Mestiozo Band 79年。ガラージ、ロフト系のディスコ・ソウル(時々ブガルー風)がノンストップで繰り出されるアッパーな1枚。ひたすら心地良いけど、独特の臭みが薄まってるのがちょっと物足りない。ジョー・バターンのアルバ…

今日聴いたもの

The Chosen Few In Miami / The Chosen Few ジャマイカのレゲエ・コーラス・グループのマイアミ録音盤にボーナス・トラック13曲(King Sporty名義)をプラスした、73〜76年音源のTrojan/Sanctuary編集盤。ストレートなソウル/ファンク曲も多いんだけど、70年…

今日聴いたもの

いとうたかお / いとうたかお 74年。ジャズ、ラグタイム、カントリーなどのアメリカン・グッド・タイム・ミュージックをバックグラウンドに持つSSW。いなたくて繊細な、囁き混じりの唱法が印象的。一聴、地味な印象だけど、ジワジワとくる良い曲が多い。…

今日聴いたもの

Gorilla / James Taylor 75年。ちょっとAOR的な、洗練されたフォーキー・ロックが詰まった良質SSW盤。この人の音楽を聴くのは久し振りだけど、独特な鎮静効果のあるこの歌声に触れるとやはりホッとする。"Gorilla"(ウクレレ入り。ジャジー・フォーク)"I Wa…

今日聴いたもの

トリックアート / キエるマキュウ 00年。一見ヒップホップらしくないフレーズ・サンプリングとカッコ良いリズムトラックの絡みが異種格闘技のような趣き。そんなトラックに乗るナンセンスなリリックがメチャクチャ個性的。"ナンジャイ"(ファンキーなギター…

今日聴いたもの

Sonig Irregular CD Vol.1 Sonigのレーベル・コンピで、Schlammpeitzer、Jason Forrest、Wevie De Creponの3組の楽曲を収録。ブレイクコアから変態テクノまで、全体的にユーモラスでアバンギャルドな電子音楽が多くて楽しい。けど、やはりJason Forrestの狂…

今日読んだもの

グロテスク / 桐野夏生 東電OL殺人事件をネタにしたディープな犯罪小説。なんとなく感じてた、女性として生きるということの苛酷な面を突きつけられる思い。女子高とか小中高一貫校とかの文化って全く無縁だったんで、学園時代の描写がすごく面白かった。途…

今日読んだもの

イニシエーション・ラブ / 乾くるみ 読み終わった瞬間は全く分からなかった。「目次から仕掛けられた大胆な罠、全編にわたる絶妙な伏線、そして最後に明かされる真相」という惹句がなかったら気がつかないままだったかも。いかにも80年代のキャンパスに溢れ…

今日聴いたもの

Tramp + Soul / Lowell Fulsom 60年代後半のアルバムの2in1再発盤。R&Bブルースの"Tramp"がクールでファンキーで最高。他に"Two Way Wishing"、"No Hard Feelings"、"Goin' Home"、"Pico"も同路線。でも、アルバムの大半を占めるのはオーソドックスなバンド…

今日聴いたもの

BLUE BEAT BOP! Presents ISLAND Reggae Classics 70's→80's 発売は03年だけど、今年ドッと日本盤で再発されたアイランド・レゲエ盤のサンプラー的な選曲のコンピ。RicoやLinton Kwesi Johonsonがそれぞれ4曲ずつも収録されてるのはバランス的にどうかとも思…

今日聴いたもの

星が降る前に / 八田雅弘 86年。大村憲司、青山純、中西康晴といった参加メンツを見てある種の音を期待したんだけど、聴いてみると80年代後半のトレンドの一つだったスプリングスティーン系ニューミュージック。産業ロック的な音響も強く時代を感じさせる。…

今日聴いたもの

ヒデとロザンナ・しんぐるこれくしょん 68〜74年の17枚のシングルAB面曲にアルバム曲や未発表曲をプラスした編集盤。筒美京平と中村泰士がメインのソングライターに迎えて、シャンソン、ボサノバ、カンツォーネ等を吸収した洒落た歌謡ポップスの名曲が多数。…

今日聴いたもの

We Are The Children / Country Confort 76年1st。ラテン・タッチのゆったりとしたリズムに乗って清涼ハーモニーを聞かせるフォーク・ロック・グループ。ハワイアンからグラム風ロック、ギタームード風インスト、ラヴィン・スプーンフル風など結構幅広い音楽…

今日読んだもの

マガジン青春譜 川端康成と大宅壮一 / 猪瀬直樹 明治大正期の大文豪たちがひたすら人間臭い会話や行状を繰り広げる、山田風太郎の明治物を読んでるような感じの評伝小説。一気に読んでしまった。川端康成というと、その名前を知ったときからノーベル賞作家と…

今日聴いたもの

"Loot" Original Soundtrack Recordings 70年。キース・マンフィールドが手掛けたサントラ。ラブ・アフェアのスティーヴ・エリスをフィーチャーしたR&B色の強いポップス・ナンバーを中心に100%スウィンギン・ロンドンなグルーヴィー盤。RPM再発。"More,More…

今日観たもの

ライフ・オブ・デヴィッド・ゲイル アラン・パーカー。死刑執行直前の男が主人公の時間制限サスペンスで、「ミッドナイト・エクスプレス」や「ミシシッピー・バーニング」あたりに通じるきびきびした演出にグイグイ引き込まれる。ケヴィン・スペイシーの顔を…

今日聴いたもの

Studio One Disco Mix Soul Jazz編集、スタジオ・ワンの12インチ・ミックス集。ダンスフロアを意識したシンセ・ドラムが大活躍のディスコティーク仕様の楽曲が多くて、ルーツ・レゲエ主体の選曲ながら非常に華やかな印象。終盤のアルトン・エリスとシュガー…

今日聴いたもの

ALIVE / ブレッド&バター 96年。69年から92年の代表曲に橋本淳/筒美京平コンビの新曲2曲をプラス。デビュー時のフォーク歌謡曲も悪くないけど、70年代後半から80年代前半にかけてのAORなニューミュージック路線がやはり白眉で、イイ曲を甘い歌声で聞かせる切…

今日聴いたもの

The Punk Single Collection / Peter & The Test Tube Babies プレ・ハードコア的な音楽性のUKパンク(Oiパンク?)。パンクばかり好んで聴いていた頃に何曲か聞いたことはあったんだけど、こういうアグレッシヴさもポップさも程々なバンドはどうしても印象…