今日聴いたもの

single 筒美京平
You Can Do That / Soulhead
04年。フィメールR&Bデュオ。リズム感満点の軽やかなヴォーカル。一見、ありがちなR&B歌謡なんだけど、キャッチーなフックが散りばめられたイイ曲。
Simple As That / Melody
03年。具島直子を思わせる甘い声で歌われる爽やかで切ないメロディ。2ステップっぽい細やかなリズムのR&B歌謡。メロウ。
Another World / MINMI
03年。自作自演のフィメールR&Bシンガー。R&Bにラガな要素を織り込んだアッパー曲。面白い。カップリングの"Happy Song"もピースフルでイイ。
Ambitious Japan! / TOKIO
03年。筒美京平。メジャーとマイナーを行き来するデリケートなメロディ展開に往年の傑作群の片鱗を感じる、穏やかなディスコ歌謡。カップリングの"駅・ターミナル"はアコースティックなR&B風に始まってイイ感じなんだけど、サビのベタベタな展開にガックリ。
Our Song / 安倍麻美
03年。筒美京平。久し振りに聞いたけどやはり名曲。目当てのカップリング曲"follow me! follow You?"はヒップ・ホップ的リズム・トラックに80年代アイドルポップ風のメロディが乗るホンワカした曲。
卒業 / 安倍麻美
04年。筒美京平。アイリッシュ・トラッドっぽいアレンジのバラード曲で苦手なタイプ。カップリングの"卒業"は中塚武のボッサ・ブレイクビーツをバックにした、でも楽曲自体はあまり面白味のないニューミュージック風アイドル・ポップ。
晩秋 / ガガガSP
02年。拓郎っぽいフォークな歌い回しの字余りメロコア・バンド。バカバカしくて物悲しい"塩男"が最高。
祭りの準備 / ガガガSP
04年。タイトル曲は青春パンクみたいだけど、学生時代の怠惰な気分を思い出す"学生さんよ"やポップなメロディ作りが冴える脱パンクな"手紙"の2曲がスバラしい。
陽炎 / フジファブリック
04年。はっぴいえんど系抒情派ロック・バンド。テレビで聞いてクリンゴンっぽくて良いなと思ってた曲。大胆なリズム・チェンジなどサービス満点なアレンジの名曲。80'sネオ・サイケ風ビート・ナンバーがサビで裏打ちリズムになる"NAGISAにて"も面白い。
赤黄色の金木犀 / フジファブリック
04年。こちらはラウド・ギター・ロックっぽい。イイ曲だけど"陽炎"に比べると退屈。
スウィート・ドーナツ / Perfume
03年。中田ヤスタカがプロデュースする女子3人組。3枚のシングルは全てCapsuleそのもののキューティー・テクノ・ポップなんだけど、中でもこの曲はピカ一のポップ・ソング。"ジェニーはご機嫌ななめ"のカヴァーも原曲を尊重しつつポップにリサイクルしてて好印象。
モノクロームエフェクト / Perfume
04年。悪くはないけどちょっと単調。シュールで切ない歌詞が秀逸な"エレベーター"が良かった。
ビタミンドロップ / Perfume
04年。ちょっと勢いが戻ってきた。ポップなメロディで舌足らずに「言葉の暴力」なんていうフレーズが歌われてるのが面白い。
マツケン・サンバ II "オーレ!E.P." / 松平健
テレビで見たときはダンスのインパクトが凄くてあまり曲は印象に残ってなかったんだけど、改めて聞くと、南米のヒット曲といわれても違和感のない本格的なアレンジ。アクセント的に声を裏返す独特の唱法も、こういう歌い方する人ブラジル辺りにいたよなあっていう気に。
ユウキ / ミスマガジン2003
04年。ユーロとドラムンベースの中間みたいなダンス・ポップ。無表情なユニゾン・ヴォーカルに惹かれる。
ロボキッス / Ｗ
04年。ツイスト・テクノ歌謡。間奏のレゲエ・ビートとかを含めてアーリー80'sテイスト満点で懐かしい感じ。
浪漫〜MY DEAR BOY〜 / モーニング娘。
04年。イントロのギターで持っていかれてしまう。ほとんど記憶から消えかかっていた80年代エピック・ソニー系ロックを再現した最高な1曲。バックにKONTAや土橋安騎夫を起用するコダワリ振りがウレシイ。
愛あらばIT'S ALL RIGHT / モーニング娘。
04年。全く狙ったところのないオーソドックスなポップス。一歩間違うとひたすら退屈になってしまうタイプの曲だけど、さりげなくファンキーなベース・ラインのおかげか意外に気持ち良く聴ける。"出来る女"はまだやってたのかと驚くクイーン路線。
恋愛戦隊シツレンジャー / 後浦なつみ
04年。スカコアっぽいアレンジの勢いのある曲。ビックリ箱のようなアレンジとメロディ展開が歌謡曲的な楽しさに満ちててイイ。変則R&Bな"Love Like Crazy"も妙な魅力があって捨て難い。
モン・シロ / 岡村靖幸
04年。太いベース・ラインが腰に来るクラブ・オリエンテッドな曲。シンプルなんだけど仕掛けに満ちた構成で、間奏のエレクトロニカ的な展開もカッコイイ。即興セッション曲の"セッション(@Zepp Tokyo)"がメチャクチャ面白い。
モンスーン・アジアの葦の舟 / 森田クラブ
04年。70年代フォーク歌謡風草原ポップス。清純なユニゾンコーラスで歌われるオリエンタルなメロディに結構ハマる。