2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

今日聴いたもの

みんなのうた3 / ミドリカワ書房 '08年。日本のフォークやニューミュージックのお約束っぽいメロディーやアレンジをあれこれ引用したような楽曲に、三面記事やホームドラマ、ケータイ小説風の散文的な歌詞が乗る独得の作風に磨きがかかって、割とムラのあっ…

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3-Way Mirror / Livingston Taylor '78年。前作「Over the Rainbow」から5年経ってすっかり洗練された音作りに。1曲目の"Going Round One More Time"をはじめとした、サニーシャイニーなウエストコースト系AORな曲群は正直ちょっと苦手なんだけど、前作まで…

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Wet Willie / Wet Willie '71年。カプリコーンのサザンロック盤。前に聞いた2nd同様この1stも最高で、転がるピアノとスライド・ギターの絡みが粋な1曲目の横ノリロックンロール"Have A Good Time"からもうゴキゲン。一聴した感じは、いわゆるアーシーでファ…

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Arawak Label Showcase / Dennis Bovell ジャネット・ケイが歌うラヴァーズ作品を中心に70年代後半のレーベル音源を集めたコンピ。まあ「Capricorn Woman」でお馴染みの曲が並んでるんだけど、ピュンピュン・シンセとファズギターで始まるキャッチーな歌謡ラ…

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Warm - An Elite Lesson in Future R&B / V.A. Castleから'00年に出た、Eliteという80年代英国ソウル/ジャズファンク系レーベルの編集盤。"Lovestruck / Projection"のトレーシー・ソーンに通じる雰囲気のクールな女性ヴォーカルや"Cannot Live Without You…

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Brand New / Woody Herman '71年。ウディ・ハーマン率いる老舗ビッグバンドがマイク・ブルームフィールドを招いて、ビッグバンドジャズとブルースロックの融合を試みた珍品ジャズ盤。なんといっても1曲目の昭和レトロなグルーヴィー・ジャズロック"Sidewalk …

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Bermuda Triangle / Bermuda Triangle Radioactive再発。ユーフォリアというグループに在籍していたという記述を見た気がする、米国男女デュオの'77年作。透明感のある女性ヴォーカルや歌メロなど完全にトラッド・フォーキー、と思わせてギターレス。代わり…

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Hustler / Bee Houston '68年と'70年の音源を集めた編集盤。全然聞いたことのないブルース・ギタリスト&シンガーなんだけど、年代的にファンク・ブルースが聞けそうな気がしたので購入、聞いてみると冒頭からいきなりファズがうなるR&B歌謡チックなヘヴィサ…

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Dave Mackay & Vicky Hamilton / Dave Mackay & Vicky Hamilton '69年。洒脱なMOR男女デュオ然としたソフトな歌声と対照的に、異様にグイグイ迫ってくる気迫のこもったジャズ/ジャズサンバ演奏が格好良い。とはいえグルーミーな美メロ曲"See You Later"や涼…

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ことの は / 小谷美紗子 新作。冒頭、"日めくり"のポストロックな疾走リズムにファルセットな歌声がかなり新鮮。さらに、タイトルどおり自身の「青い」作風を真正面から表現したような歌詞が染みる、ゆったりテンポのピアノロックの"青さ"、解放感に満ちたサ…

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姫トラ presents ホストランス / V.A. '07年。タイトルどおりのホストクラブ仕様のノンストップ・トランスMIX。全編通じてギラギラしたシンセが鳴り響くひたすらアッパーでハイエナジーな選曲は、ともすれば一方調子になりそうなんだけど、洋邦歌物やインス…

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渋谷JAZZ維新 -井上薫 Collection King Records Issue / V.A. '03年発売の日本ジャズ・コンピ。超クラシック"陰と陽 / 村岡実"をはじめ、いわゆるクロスオーヴァーなジャズファンク/ジャズロックに日本情緒が融合した独得のエキゾティシズムを感じさせるオ…

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regret / I've '99年。女性ヴォーカルをフィーチャーしたゲームやアニメの音楽集。以前聞いてかなり衝撃を受けたMOSAIC.WAVとは違ってかなりオーソドックスなJ-POP系ガールポップ指向な音楽性で、エコロジカルなバラード物などは正直右から左に耳から抜けて…