2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

今日聴いたもの

ある春の恋人 / Minuano 新作。今回も、ソフィスティケイトされたクロスオーヴァー・アレンジに乗って、舌足らずでフワフワした少女ヴォーカルで歌われるめくるめく転調メロディーに相当ときめいた。快適なアップテンポ曲の"宵街"や"二十四時"にまずは耳を引…

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本日は晴天なり / サニーデイ・サービス 久々の新作。なんだけど、驚くほど変わっていない印象で、「愛と笑いの夜」や「サニーデイサービス」の後に聞いても全然違和感がなさそうな甘酸っぱい青春フォークロック集。最近のソロ名義作でのラフスケッチのよう…

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イルリメ・ア・ゴーゴー / イルリメ '07年。「Quex」以降は全く聞いてなかったんで、あまりにアッパーな躁状態トラックの数々に最初は衝撃を受けたけど、歯切れの良い演芸風MCに愉快なリリック、図太いリズムにキャッチーなサンプリング・フレーズが一体とな…

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le mode d'emploi / dahlia '03年。capsuleの「キューティ・シネマ・リプレイ」でフィーチャーされているのを聞いて以来、ちょっと気になっていた男女ユニット。あれから随分年月が経ってようやく初聴き。ジャジーなピアノ演奏にフランス語ナレーションが乗…

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Do The Bossa Nova + Latin Fever / Herbie Mann ライノから'00年に出た'64年のアトランティック盤の2in1再発。バーデンパウエルの波状ギターがたまらなく心地良い"Deve Ser Amor"ではじまる「Do The Bossa Nova」は、アクセント的に派手なストリングスやホ…

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Astral Signal / Gene Harris ブルーノート'74年盤。エクスペリメンタルな不協和音ピアノ演奏に続いて怪しい教則レコード風のナレーションが流れ出し、間髪いれずにメロウで深遠なAORジャズ・ロック"Summer(The First Time)"に突入する冒頭から、ファンク、…

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Disco Discharge - Classic Disco / V.A. Harmlessのディスコ・コンピ・シリーズを久しぶりに。こちらは「クラシック・ディスコ編」と銘打たれてはいるけど、ドクター・バザーズ・オリジナル・サバンナ・バンドで始まりマンハッタントランスファーで終わる選…

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I'm Funk And I'm Proud / Andre Foxxe Pファンク系人脈らしいギタリストの'93年ソロ名義アルバム。猥雑なコーラスがいかにもという感じのディスコ〜ファンクにエレクトロとハードロック・テイストを加えた音作り、と言うとかなり暑苦しい音を連想しそうだけ…

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Structure and Cosmetics / The Brunettes '07年。ニュージーランドの男女ユニット。屈折してはいてもどこかハンドメイドなインディポップ感が漂っていた1stに比べ、この2ndではすっかり職人的なアヴァンポップ・ユニットという佇まいに。60年代の高音圧ガー…

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Bad Music for Bad People - Songs the Cramps Taught Us / V.A. チェリーレッド傘下のRighteousというレーベルから'09年に出たクランプスゆかりのコンピ。当然ヴィンテージなR&Rにロカビリー、ブルースなどがずらりと並んでいて、さらに、これまで「Born Ba…

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シングアゲイン / 都市レコード '08年。独特のユニゾン・ヴォーカルによるアンダーグラウンドなカレッジ・フォークという基本線は変わっていないものの、以前聞いたアルバムに比べると少し輪郭がハッキリした感じで、曲によってはなんだかジャックスとサニー…

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心臓 / KREVA '09年。ディスコやソウルのキャッチーなフレーズ・サンプリングにメロディアスなラップ、ヴォーカルのオートチューン処理など、カニエ・ウエストに通じるイイ雰囲気の和製ヒップホップ盤。特にメロウな楽曲が並ぶ前半の流れの心地良さは只事で…