今日聴いたもの

Disco Discharge - Classic Disco / V.A.
Harmlessのディスコ・コンピ・シリーズを久しぶりに。こちらは「クラシック・ディスコ編」と銘打たれてはいるけど、ドクター・バザーズ・オリジナル・サバンナ・バンドで始まりマンハッタントランスファーで終わる選曲は相当変格な感じで、"Got To Be Real / Cheryl Lynn"なんていう超定番を織り交ぜつつも、全体的にはディスコ・コーラス物中心の、ソウル/ファンク色薄めなMOR/イージー・リスニング的な耳触りの2枚組。
サバンナ・バンドに続いて絶妙な流れで繰り出される、AORテイストのノスタルジック・ディスコ"Thanks For Loving Me / Double Discovery"のキュートな魅力にいきなりやられるDisc1がなんと言っても最高で、特に、ズンドコリズム上で繰り広げられる華麗なショービズ展開に目が眩む"Could Heaven Ever Be Like This / Idris Muhammed"から始まる後半の流れが素晴らしい。歯切れ良いアコギカッティングが心地良いサンバ・ディスコ"Keep On Dancing / Gary's Gang"、塩辛ジャズヴォーカルと疾走クロスオーヴァーの出会いが得も言わぬ味わいの"What A Difference A Day Makes / Esther Phillips"、ナヨ声で歌われる美メロにくすぐられるスペーシー・ディスコ"Gone Gone Gone / Johnny Mathis"と、キャッチーで面白い曲連発の息もつかせぬ展開。