2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧
Taking Off & Innes Book Of Records / Neil Innes 77年2ndと79年3rdの2in1。盤起こしみたいで、ブチブチと針音がする。ビートルズ、ウイングス系の楽曲が目立つ、ちょっとコンセプト・アルバムっぽい「Taking Off」は後半にイイ曲が集中。ディスコやレゲエ…
渡邊祐の発掘王 FUJIYAMA-FUNKY編 キング音源の歌謡曲コンピ。和製ディスコの"ポパイ・ザ・セーラーマン"や"燃えるブンブン"といった有名曲から、この前アルバムを聞いたサラ・アンド・メロディーや"FUNKY ダッコNo.1"といったレア曲まで、タイトル通りファ…
Guero / Beck 05年。全編どこをとってもベックらしいとしか言いようのないルーツ・ミュージックを消化したファンキーなインディ・ロックが並んでて、ヒップホップ・ビートに割り込んでくる"Girl"のアコギ・ブルース・ソロや"Scarecrow"のマウス・ハープ・ソ…
春待ち詩 / 辻香織 04年。ちょっとチャラに通じるキュートな発声で歌われる70年代フォーク/ロックの名曲たち。全体的にフォーキーなアレンジで、目からウロコな斬新なカヴァーというのは無いようだけど、"コーヒーブルース"や"一本道"などは原曲のイメージと…
Empire Road / Matumbi デニス・ボヴェールが在籍したUKレゲエ・バンドの78〜81年のEMI音源ベスト。大半が収録されてる78年の1st「Seven Seals」はルーツ色が強くてちょっとダメだったんだけど、ダビーでポップで、ソウルやジャズ等のミクスチャー度の高い「…
卒業写真 / ノーランズ & フレンズ 92年。ノーランズにデス・タイヤー、ヘレン・シャピロ、プラターズという面々が日本の歌謡曲をカヴァー。英語で歌われると香港ポップスみたいになるんだなあ、と感じる曲が多いけど、"風立ちぬ"や"涙のリクエスト"、"じゃ…
テレビの中に / KAN 87年1st。昔"まゆみ"っていう曲が気に入って、当時出たアルバムを聞いたんだけどあんまりピンと来なかったんで、それ以来ノーマークだった人だけど、コレは良かった。キャッチーなメロディ満載の才気に満ちた楽曲が並ぶポップSSW盤。いく…
Black & Blue / Harold Melvin & The Blue Notes 74年2nd。オープニングのミュージカル風ジャズ・コーラス曲で意表を突かれるけど、爽快アップ・ダンサー"The Love I Lost"が流れ出すと、つくづくフィリー・ソウルだなあと実感。同じくアッパー系の"Is There…
One Part Lullaby / The Folk Implosion 99年。マンチェとベックの中間という感じのダンサブルなグルーヴ・ロック。「KIDS」のサントラに収録されてた"Daddy Never Understood"は長年愛聴してたんだけど、アルバムを聞くの初めて。60'sサイケの影響大なポッ…
アトミック・カフェ 82年。40〜50年代のアメリカの戦意高揚映画や冷戦プロパガンダ映画をコラージュのようにノンストップで編集したドキュメンタリー。冒頭のエノラゲイの操縦士へのインタビュー(「興奮した!」)から核シェルターの広告フィルムまで、最初…
Oh Yes I Can / David Crosby 89年2nd。全体的にAORで産業ロックなテイストが横溢したサウンドなんだけど、曲調は70'sウエスト・コーストそのもので、その象徴のような清涼コーラスもふんだんにフィーチャー。2つの時代が同居/混在してる感じで今聞くと二重…
トリローと愉快な仲間たち 50〜60年代の三木鶏郎作品集。ビッグバンド・ジャズを基調に、良質なショートショート集という趣のウィットに富んだモダンな作品群。エノケンをはじめ多彩な歌手が登場するけど、本人のフラフラと頼りない歌唱も味わい深い。コレを…
ムーンライダーズのイイ仕事! ユニバーサルミュージック編1 ムーンライダーズのメンバーの歌謡仕事を集めたコンピ。持ってない曲がいくつか収録されてるんだけど、そのためだけに定価で買うのはちょっとツライなあと思ってたこのシリーズ、CDショップのセー…
R & G (Rhythm & Gangsta) The Masterpiece / Snoop Dogg 04年。最近多いような気がするR&Bっぽいヒップホップ。1st以来ご無沙汰だったんだけど、この人もこういう展開になったか。とにかくネプチューンズが手がけた5曲を初めキャッチーな曲が多数。"Ups & D…
Numero Uno / Jazztronik 99年1stの再発盤。コンポストっぽいクラブ・ジャズ・トラックにbebeのファニー・ヴォイスが絡むスタイルの曲が多いんだけど、特別な化学反応は起きていない感じで、bebeのソロ・アルバムのような魅力は感じなかった。"すき"(これは…
GUNDAM SINGLES HISTORY Original Soundtrack ガンダムの主題歌や挿入曲など。この番組はほとんど見てないんで、"翔べ!ガンダム"、"永遠にアムロ"と"哀 戦士"は辛うじて聞いたことがあるけどあとは知らない曲ばかり。とりあえず渡辺岳夫のユニークなブラス…
Acabou Chorare / Os Novos Baianos 72年。アコースティックなサンバを基調にしつつ時々サイケでプログレッシヴなアレンジが顔を覗かせて、ブラジリアン・アシッド・フォークという感じ。ただメロディやリズムはしっかりしてるんでダラダラ感はあんまりない…
The Poet / Bobby Womack 81年。熱唱系の塩辛ヴォーカルがソフィスティケトされたメロウAORサウンドやキャッチーなコーラスとせめぎあってる、微妙なバランスがすごくユニーク。そういう意味で冒頭の3曲がとにかく最高だけども、ギターが気持ち良い終盤のミ…
The House Sound Of Chicago Vol.3-Acid Tracks FFRRの87年編集盤。タイトルに反して、いわゆるアシッドな楽曲はTyreeの"Acid Over"くらいで、あとはエレクトロやハイエナジーっぽいディスコ系歌物が中心の内容。マーチング・ドラムが面白いエレ・ファンク"B…
Toy's Town Gang / Escalators 98年。レア・グルーヴ〜アシッド・ジャズの和風アプローチが結果的に70年代後半のクロスオーヴァー系ニューミュージックのリバイバルになった感じの音。キョンキョンがクラブ系人脈をバックに歌っているときのようなヴォーカル…
Mo' Funky Blues, New Standards 今日もP-VINEモノ。以前聞いたファンキー・ブルース・コンピの第2弾。ブルースのスタイルにこだわりつつファンキーなグルーヴを追求した冒頭5曲の流れが最高。これがまさに聞きたかった音。ただ、全体では第1集同様、普通の…