今日聴いたもの

ムーンライダーズのイイ仕事! ユニバーサルミュージック編1
ムーンライダーズのメンバーの歌謡仕事を集めたコンピ。持ってない曲がいくつか収録されてるんだけど、そのためだけに定価で買うのはちょっとツライなあと思ってたこのシリーズ、CDショップのセール・ワゴンに並んでいたので購入。「青空百景」を思わせる爽快な"秋風のアイドル / 黒沢ひろみ"やニューウェイヴなツイスト歌謡"ムーンライトツイスト / MAKOTO"みたいに、ニヤリとさせられるいかにもな曲もあるけど、全体的には同時期の他の職業作家の作品に比べて特段ヒネくれてるというわけでもない普通の歌謡作品が多い。まあ、受注仕事だから仕方ないんだろうけど。とりあえずレコードが手に入らなかった"僕も男だ〜学校編 / 斉藤ゆう子"が聴けてウレシイ。コレはなかなか楽しいノヴェルティ・テクノ歌謡
Tackhead Tape Time / Tackhead
88年。初期ヒップホップのエレクトロ・ビートに強烈なダブ・エフェクトとサウンド・コラージュを施した、アグレッシブで強迫的な唯一無二のエレ・ファンク。とはいえ、どの曲も展開の多い盛りだくさんなアレンジで飽きさせない。ON-U紙ジャケ再発シリーズ。
"Mind At The End Of The Tether"(サイケなギターも格好良い)
"M.O.V.E"(テクノっぽいエレクトロ・チューン)
"Get This"(オリエンタルなフレーズが印象的なフリーキー・ディスコ)
"Man In A Suitcase"(スクラッチ入り不思議ヒップホップ)
No Time For Sorrows / Fabienne Delsol
04年。レイト60'sのちょっとビートバンドっぽいガールポップを再現。カヴァー曲中心というのを差し引いても、サウンドやヴォーカルの空気感を含めて、「ヒア・カム・ザ・ガールズ」やRPMガールポップ・コンピに収録されてても違和感がなさそうなくらい徹底した音作りで、ある意味この前聞いたAll Night Radioに通じる感じ。
"I'm Gonna Haunt You"(ギター・インストっぽくもあるガーリー・ビート)
"No Time For Sorrows"(ウィスパー・ヴォイスのマージービート)
"Pied Piper"(フルートがイカシてるグルーヴィー・ビート)