2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

今日聴いたもの

僕は今ひとり / 佐藤健 73年。美乃家セントラル・ステイションのメンバーで職業作曲家という認識しかなかったんで、こんな自作自演盤を残していたとは知らなかった。MORテイストのピアノSSWという趣で、ダイナミックかつデリケートな曲作りに、甘酸っぱい青…

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メルヘン・ポップ / ティン・パン・アレー 79年。当時のコンテンポラリーなMORサウンドと混声ハーモニー・コーラスで、童謡やわらべうたなどを演奏した企画盤。洒落たアレンジにコード進行、60年代ポップスの引用とか、和製ソフトロックと呼びたくなる瞬間も…

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Brazil Now! / G/9 Group 68年。ドン・サルバドールやウィルソン・ダス・ネヴィスらによる洒脱なピアノ・ジャズ・サンバに、ハスキーなウィスパリング・ヴォイスの女性ヴォーカルとジェントルな男声コーラス。セルメン風のアップナンバー"Ponteio"(ハンド・…

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Candonbe For Export+Candonbe Liso / Mike Dogliotti ウルグアイのオルガン奏者による、70年と72年のアルバム、71年のシングル2枚の音源を収録したVampisoul編集盤。カンドンベというリズムなんだそうだけど、正直、ラテンやサンバのリズムとあんまり区別…

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Soldier-Talk / The Red Crayola 79年のアルバムのDrag City再発盤。思いっきりノーウェイヴでポスト・パンクなアヴァン・ロック。ガリガリに尖ったギターは痛くて気持ちイイし、ローラ・ロジックのサックスがまた尖端的でカッコイイ。ポストパンク・ジャズ…

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悪なあなた 〜 歌謡曲番外地 / V.A. 「Hot Wax」編集の70年代女性歌謡曲コンピ。全体にファンキーでグルーヴィーな曲を中心としたレアグルーヴ視点の編集。ラテン・ファンクなキューティ歌謡"あなたに負けたの / 小山ルミ"は改めて聞くとなんだかマンチェだ…

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Out / 小谷美紗子 今回も3ピースのピアノ・トリオ編成の新作。相変わらずグイグイ迫ってくるアンサンブルがカッコイイけど、今回はなんだか、ちょっとプログレっぽい印象。1曲目の疾走ピアノ・ロック"消えろ"からいきなり変拍子っぽいし、"Mad"の先の読めな…

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The Great Unwanted / Lucky Soul 07年。キラキラしたストリングス&ホーンにエコー、聞き覚えのある懐かしいフレーズやコーラスワークの数々。はじけるビートナンバーからメランコリックなバラードまで、ひたすら甘酸っぱくガーリーが炸裂する60年代スタイ…

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The Entertainers / The Entertainers P-VineのGroove-Diggers再発シリーズ。83年のブルー・アイド・ソウルAOR盤。ちょいビリー・ジョエル似の伸びやかなリード・ヴォーカルにソウル・グループ風の爽快なコーラスが絡む、カラッとした空気感が気持ち良いシー…

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Deep Purple + Sing the Great Songs / Nino Tempo & April Stevens 63年の2枚のアルバムを2in1にしたCollectables再発盤。いにしえのポピュラー・ソングを、R&BやR&Rのビートにガールグループ風なコーラスを加えた、当時の最新スタイルでカヴァーする男女デ…

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Can Cladders / The High Llamas Drag Cityからの新作。かつて「Hawaii」でお腹いっぱいになってしまって、以来全然買ってなかったんだけど、セレクト合戦で聞かせていただいた1曲目の"Old Spring Town"にビックリして、あわてて購入。優雅でかつビートの効…

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BROWN METALLIC / クレイジーケンバンド 04年。メロウでファンキーなソウル/ディスコ歌謡を中心にラテンと中華を散りばめた全19曲、73分に及ぶ大作。「グランツーリズモ」あたりを最後に、ちょっとご無沙汰してたけど、あの頃に比べてイイ感じに音楽性が熟し…

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ARROW HELLO WONDERFUL WORLD / the ARROWS 06年。歌謡曲っぽいメロディーにキュンとくるディスコティークなギターポップ"ナイトコール"は、去年聞いたシングルの中でもかなり印象に残った曲で、まあ、ちょっとノーナ・リーブスっぽいけど、やっぱりイイ曲。…

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adore / 小谷美紗子 05年。ピアノ、ベース、ドラムのトリオに、曲によってギターも参加、というシンプルなバンド編成。冒頭、轟音ロックなイントロからフックの効いたメロディーがスッと入ってくる"まだ赤い"がいきなり格好イイ。これと、日本情緒溢れる柔ら…