23 Seconds / Cobblestone Jazz 07年。淡白で端正なミニマル・テクノにクロスオーヴァー〜ニューエイジ風のシンセが絡むファンキーな電子音楽。聞き流してるとあまり引っかかってこないんだけど、大音量でジックリ聞いてるといろいろ細かい仕掛けがあって、…

GAME / Perfume 新作をやっと開封。というのもちょっと前に出たシングル"Baby cruising Love"があまりに印象薄くて、そのせいでアルバムへの期待値がちょっと下がってしまってたせいなんだけど、あらためて聞くとピアノ・アレンジがキャッチーなメランコリッ…

Kitsune Maison, Vol. 4 / V.A. 07年。ノイジーなシンセ・アレンジで壮大に盛り上がる"Divebomb / The Whip"や、アッパーなタテノリ・テクノ"Crossover Appeal (radio edit) / Guns N' Bombs"、クールなブリープ・ディスコパンク"Worryin / Phones"など、こ…

Kitsune Maison, Vol. 3 / V.A. 06年。アシッドハウス+エレポップなトリッピー・ディスコ"Feel Good (TV=Off) / Boys Noize"からブレイクが格好良い覚醒ディスコロック"Standing in the Way of Control (Soulwax Nite Version) / Gossip"に続く流れが最高。…

Widow City / The Fiery Furnaces 07年。NYの兄妹ユニット。70年代ハードロック/プログレとサイケ・ポップが混ざったようなアヴァンロック、と言い切れそうで言い切れない、次々曲調が目まぐるしく変わる先の読めない濃縮アレンジ。それでいて歌はあくまでウ…

Mirrored / Battles 07年。何だか90年代のオルタナ系ヘヴィ・ロックを進化させたらいつのまにかプログレ・ハードに辿りついた、みたいな骨太でマッチョな雰囲気に。ヴォーカルもハイトーンで。以前聞いたシングルはミニマル系のアブストラクト・ロック・イン…

Kitsune Maison / V.A. 05年。エレクトロでエレポップでニューロマンティックな80年代リバイバル系ダンス・トラック・コンピ。というのはさすがに食傷気味ではあるんだけど、エッジの効いたトラック・メイクとキャッチーな曲作りが同居した単純にイイ曲がセ…

novella d’amore / 渚ようこ 07年。これまで好きになれそうであと一歩のところでハマりきれないところがあったんだけど、このアルバムは完璧かも。冒頭の火曜サスペンス劇場エンディング系のマイナー歌謡"愛の果てに"でいきなり引き込まれて、バカラッキシュ…

Penguin Cafe Orchestra -best- / Penguin Cafe Orchestra 80年代の楽曲を中心にまとめられた編集盤。かつて1stがすごく気に入ってて、でも2ndでいきなりついていけなくなった自分にとっては、ほとんど初聴曲ばかりの内容。サラっと流して聞いてる分にはテレ…

大都市を電車はゆく / グディングス・リナ 07年。簡素でクールな打ち込みトラックが心地良いフィメールSSW盤。80年代NWっぽいディスコ歌謡にはじまり、90年代のUS女性SSW風、下世話なエキゾティック・ラテン歌謡と、なかなかつかみどころのない感じで進行す…

渋全 / 渋さ知らズ 06年。エキゾティックで格好良いテーマ部から、ヘヴィなブルースロックを経て狂騒的なファンキー展開を見せるアヴァン・ナンバー"ニューゲート"をはじめ、哀愁ハードボイルドなグルーヴィー・ジャズ・ファンク、ユルいカーニバル・ブラス…

にほんのうた 第一集 / V.A. 07年。高感度系ミュージシャンによる日本の唱歌カヴァー集。アンビエントなオーケストラル・ピアノ演奏に乗るメチャクチャ腰の強いヴォーカルが強烈な"赤とんぼ / 三波春夫+コーネリアス"や、メロ・ドラマティックな哀愁が漂うニ…