2004-09-01から1ヶ月間の記事一覧

今日聴いたもの

604 / Ladytron 00年。キュートな女性Voをフィーチャーしたエレポップ・ユニット。メロディにヨーロピアンな哀愁が漂ってて、時々LIOを思わせる瞬間も。エレクトロクラッシュというよりは甘酸っぱいガール・ポップスとして楽しめる好盤。"Discotraxx""The Wa…

今日聴いたもの

AB'S-4 / AB'S 88年。ハードロックなギターをフィーチャーしたAOR/フュージョン盤で、ちょっと産業ロックっぽい味わい。全曲英語詞なんだけど歌メロは歌謡曲テイストで親しみやすい。コレという曲はなかったけど、女性ヴォーカルの"Across The Park""I'm Fal…

今日聴いたもの

Urban Dancefloor Guerillas / P-Funk All Stars 83年。エレクトロでディスコでファンクな1枚。同時期のジョージ・クリントン・ソロに近いテイストで、イマイチ地味な印象だった70年代後半のパーラメントより断然イイ。"Acupuncture"(メロウなクリスタル・…

今日聴いたもの

Viva Maria / Tania Maria 81年と82年のConcord盤のカップリングCD。81年の「Piquant」はシンプルなアレンジのジャズ・サンバ演奏で、スタジオ・ライブっぽい。この人の音楽をちゃんと聞くのは初めてなんだけど、思ってたより歌はジャズ・ヴォーカル寄り。ど…

今日観たもの

パンチドランク・ラブ ポール・トーマス・アンダーソン。冴えない男が美女を射止めるラブ・ファンタジー。のはずなんだけど主人公がセコくて執着心が強くてキレやすい、あまりに気味の悪い性格なんで現実味が感じられず、むしろシュールな印象。意外とヒネリ…

今日聴いたもの

ゴールデン・ベスト 筒美京平を歌う / 朝丘雪路 70〜75年。筒美京平作曲の8枚のシングルとアルバム曲(全てカヴァー)をコンプリートしたソニー時代のベスト盤。"雨がやんだら"のイメージが強いけど、以後のシングルはああいう演歌っぽいムード歌謡よりは、…

今日聴いたもの

Kung Fu Meets The Dragon / The Mighty Upsetter 75年。カンフー・テイストの雄叫びやキテレツなSE、ムーグなどを使用した可笑しな曲が多いユーモア・レゲエ盤。以前聴いた「Super Ape」が、ジャケのイメージに比べると随分大人しい感じがしたんだけど、リ…

今日観たもの

キル・ビル Vol.1 ついフラッと、すごく久し振りにツタヤに立ち寄り。単純明解に楽しめるアクション映画で良かった。カンフー映画と仁侠映画がミックスされた、どこかで観たことがあるようで、どこにもない世界。相変わらずテンポが良くてダレない映画を作る…

今日聴いたもの

Studio One Funk 70年前後のR&Bやファンクに影響されたスカ、ロックステディ、初期レゲエをコンパイルしたSOUL JAZZのスタジオ・ワン・コンピ最新盤。初めて聴いた「Studio One Scorchers」のような衝撃やDynamiteシリーズでの予測不能な選曲センスのスリリ…

今日聴いたもの

Muito / Caetano Veloso 78年。バンド編成で録音されたアルバム、の割にはカラフルな印象だった前作「Bicho」とは打って変わって再び内省的な印象のアルバム。ジャズっっぽいアレンジが結構導入されてるけど、ただのブラジリアン・フュージョンには決してな…

今日聴いたもの

悪たれ小僧 / 頭脳警察 74年6th。まともにアルバムを聴くのは初めて。パンタの今一つ通らない声質がどうにも苦手で敬遠してたんだけど、ポップなメロディ持ったロックナンバーが矢継ぎ早に繰り出されるこのアルバムだったらなら中学生くらいの頃に聴いても気…

今日読んだもの

エースを出せ! 脱「言論の不自由」宣言 / 日垣隆 サラっと立ち読みして「天声人語」の文章をあげつらった第1章が笑えたんでそのまま買って帰ったんだけど、全体的にはかなり骨太な批評集。徹底的に取材した上で書かれた文章はかなり説得力がある。精神障害者…

今日聴いたもの

千の春の物語 / AYUO EARTH GUITAR 00年。世界各地の伝統楽器を使用したトラッド・ダンス・ミュージック集。躍動的なリズムが気持ち良い曲が多いんだけど、全体に高尚なムードが漂う、ちょっと近寄りがたさを感じる音楽で、唯一、太田裕美が参加した"今宵は…

今日聴いたもの

ナイアガラで恋をして 大瀧詠一トリビュート 03年。前川清の"幸せな結末"は、こんなイイ曲だったのかと再発見。原田知世の"夢で逢えたら"も、初めてこの曲を良いと思えた名カヴァー。オリジナルに近い雰囲気だけどさらに深みが増した感じのクレイジー・ケン…

今日聴いたもの

Social Living / Burning Spear 78年。Blood & Fireから再発されてるだけあって(リマスターのせい?)、やたらとシャープな音像のルーツ・レゲエ盤。。不穏なムードに満ちた曲が多くて、決してポップという訳ではないんだけど、どの曲もメロディが耳に残る…

今日聴いたもの

素敵を探す / 谷理佐 94年。ボサ基調のポップス・アルバムで、楽曲提供は高浪敬太郎、鴨宮諒、長谷川智樹ら良質ポップス職人陣。肩の力の抜けた自然な歌唱が素晴らしくて、この声だけでたいていの曲は名曲になってしまいそう。大貫妙子に通じるヨーロピアン…

今日聴いたもの

Big Fun + Three For Love / Shalamar 79年と80年のアルバムの2in1。どちらも時代を反映したディスコ・テイストの軽量ソウル/ファンク中心で、時にはMORやAORに近いポップス・ナンバーも。シンセも大活躍。この手は今割と好きなタイプの音で、アルバムを通し…

今日聴いたもの

VELFARRE J-POP NIGHT presents DANCE with YOU 97年。SPEED,FOLDER、MAXといったエイベックスのスターによる70年代歌謡曲のユーロ・カヴァー企画盤。"カルメン'77"ってやっぱりイイ曲だなあと思ったり、FOLDERの"個人授業"はハマリ過ぎだと感じたり、"UFO"…

今日聴いたもの

Wrong / NOMEANSNO 89年。昔「0+2=1」ってアルバムを良く聴いてたけど、このバンドのことはほとんど忘れかけてた。でもこれは最高。緩急自在なリズム・アレンジにシャープなギタープレイが小気味良い変則ハードコア。疾走感溢れるサウンドに雑多な音楽性が散…

今日聴いたもの

Amazons from Outer Space / Batmobile 89年5th。コミカルな味わいのヴォーカルが楽しいオランダ産サイコビリー・バンド。スラップ・ベースが最高に気持ち良くて、ギター・リフが引っ張っていくタイプの曲よりベース中心の曲の方により惹かれる。典型的なロ…

今日聴いたもの

東京ビートニクス VOL.1 コモエスタ八重樫編集、60's歌謡コンピのコロムビア編。イイ感じのジャズ歌謡を集めたさすがのハイセンス選曲。「The Voice Of Girls」のレコメン文を読んで以前から興味を持ってたんだけど、中島そのみのメチャクチャ個性的なヴォー…

今日聴いたもの

DJ Kicks / Andrea Parker 重厚エレポップにスクラッチが切り込むDepeche Mode"It's No Good "のリミックスからDr.Octagonに繋がる冒頭からワクワク。"I love getting happy pop music to remix and maiking it really dark"というライナーのコメントにもか…

今日聴いたもの

水野きみこ ベスト 80年代初頭のアイドルのアルバム+シングルAB面曲集。ニューミュージックっぽい清涼アイドルポップが多いんだけど、うーん、不安定な歌唱。声にもあまり魅力が無いかなあ。"Tomorrow"カヴァーも、思わず「Annie」のサントラを買いに走って…

今日読んだもの

銀盤カレイドスコープ Vol.1〜3 / 海原零 集英社スーパーダッシュ文庫。「ヒカルの碁」のフィギュア・スケート版みたいな(微妙に設定は違うけど)小説。あのマンガに通じる痛快なスポ根ドラマでグイグイ引き込まれる。何より競技シーンの臨場感が素晴らしい…

今日聴いたもの

Heavy Soul / Atomic Rooster Sanctuary編集、70〜74年のアルバムからのよりぬき2枚組コンピ。アーサー・ブラウンとの共演盤を聞いてVincent Craneの作曲センスが気になってて、前からちゃんと聞いてみたかったバンドなんだけど、期待通り、ヒネクレたアレン…

今日聴いたもの

Keep It Unreal / Mr.Scruff 99年ニンジャ・チューン。ビッグ・バンド・ジャズとかの古いアナログ・レコードのサンプリング・ループがノスタルジーを感じさせる、ハンドメイドな手触りのブレイクビーツ・ミュージック。ブルーアイドなソウル風やコンテンポラ…

今日聴いたもの

プッチベスト 4 03年。ある時期からモーニング娘。やその周辺の音源を全く聴かなくなってしまっていたんだけど、最近聴いた"Go Girl"がかなりの名曲だったこともあって、また聴いてみようかなという気になり始めていたところだったんで、これは有難い編集盤…

今日聴いたもの

Lamb / Lamb 96年1st。気だるい女性ヴォーカルをフィーチャーしたダウナー・ブレイクビーツ。ドラムン・ベースっぽいリズムの曲なんかもあるけど、やっぱりトリップ・ホップ系かなこれは。生ベースを効果的に使ったトラックがかなり格好良くて、ちょっとアヴ…

今日聴いたもの

Songs Of Siren / Captain Funk 00年。ブレイクビーツ・ミュージックというよりはマンチェ以降のギター・ロックという印象が強いアルバム。ヴォコーダー・ヴォイスのエレポップやブルーグラスなどといった変化球を交えつつも全体の聴後感はやっぱりロック。…