2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

今日聴いたもの

Far Beyond These Castle Walls... / Chris de Burgh 75年1st。基本的にはフォーキーなSSW盤なんだと思うけど、やたらとドラマティックなアレンジがいかにもこの時期のA&Mっぽい。チェンバロ入り室内楽フォーク風だったり、エレピ入りファンキーロックやオー…

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042 / ヨシンバ 99年。アーシーでフォーキー、だけどメロウなソウル感覚が底にある日本語ロック。サニーデイ・サービスみたいと安易に言い切れない、このバンドならではの個性は確かにあって、そこに注目して聞こうとするんだけど、そうするとますますサニー…

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Norman Feels / Norman Feels 73年1st。イージー・リスニング的な流麗ストリングスと不穏なテンションが同居するファンク・ソウルの冒頭2曲"Don't"と"Till I Found You"がイヤでもカーティスを連想してしまうニューソウル作。ノイジーなギターをフィーチャー…

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Big Boss Blues / Jimmy Reed 53年から63年にかけてのヴィー・ジェイ音源ベスト。軽いタッチのリラックスしたシャッフル・ブギーが中心。"I Ain't Got You"、"Ain't That Loving You Baby"、"You Got Me Dizzy"といった50年代前半の曲のブリテッィシュR&Bビ…

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Mellow Fellow / Fenton Robinson 71年のアルバムにボーナストラックを追加したCharly再発盤。パーソネルを見るとアルバム曲はなんと本人がギターを弾いてない。コレまで聞いた2枚のアルバムとはかなり違うヘヴィーなブルースロックで、時々ジミヘンみたいに…

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ECD Private Lesson In Control Columbia Issue ECD選曲の和モノ・コンピ。高橋悠治のピアノ曲で始まりジャジーでボサな昭和40年代歌謡から演歌、クロスオーヴァー、プログレ、ニューウェイヴまで多彩な選曲で、レアそうな曲が結構収録されてる。けど、ジャ…

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A Banda Tropicalista Do Duprat / Rogerio Duprat 68年。elのイージーリスニング再発シリーズの1枚。タイトルが暗示してるとおり、ブラジルのトロピカリズモの立役者ともいえるアレンジャーだそう。流麗なオーケスレーションや陽気なホーンとガレージなバン…

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Bright Like Neon Love / Cut Copy 05年。アヴァランチーズのmodularレーベル。ヘナヘナ・ヴォーカルをフィーチャーした、ディスコ・パンク寄りエレポップ。ギターが絡む曲も多くて、ちょっと80年代ギター・ロックっぽい感じが、この前聞いたBenjamin Diamon…

「タイトル縛り」選曲リスト

タイトルに共通のキーワードを持つ曲を集める、というお題。最初は”Girl”で12曲と考えてたんですが、作ってて飽きそうだったんで止めました。じゃあ”Boy”も入れて男女均等にしようと思って探してみたら、こちらはあまりネタが集まりそうになくて断念。で、結…

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新・曾根崎心中 / 花柳幻舟 75年作品のブリッジの「男たちよ!」シリーズ再発盤。花柳幻舟と阿部みちおの会話やモノローグをメインに進行するラジオ・ドラマ風の作りで、9才年下の若い男の自己陶酔に引きずられて一緒に心中してしまう愚かな女の物語。と思わ…

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Out Of Myself / Benjamin Diamond 05年。DAFT PUNK一派ということでクラブ・ミュージック的なものを予想したけど、どちらかというとエレポップ寄りのギター・ロックという感じ。ネオアコというには線が太くてドッシリ地に足が着いてる雰囲気が、なんとなく8…

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Tapper Roots / Tapper Zukie 79年Virgin。レヴォリューショナリーズのクールで鋭角的なダビー・ルーツ・サウンドに乗って、のんびりした歌やMCを聞かせる陽性スタイル。コトバが分かったら、オリジナル・パンクスに愛されたというその魅力がもっと分かるの…

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Voices / 織田哲郎 83年。80'sアメリカン・ハード・ポップ的なサウンドのロック寄りニューミュージック。シャウト気味のヴォーカルで歌われるクドくてエグいメロディは、やはり90年代はじめにビーイング旋風が吹き荒れたころに有線でよく耳にしたあの感じ。…

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Geracao Bendita / Spectrum この前聞いたSHADOKS MUSICのコンピにガレージサイケ版ビートルズっていう感じの"Quiabo's"が収録されてたブラジリアン・サイケ・バンドの71年作フル・アルバム。ゆったりとグルーヴするガレージ・ロックとフォーキー・スタイル…

今回も参加させていただいたセレクト合戦、皆さんのセレクト盤が連日届いてます。タイトル縛りというテーマは、自分はかなり手こずったんですが、皆さん、よくこれだけあっさり曲を集めてしかも上手く繋ぐなあと驚きつつ、ガンガン聞きまくってます。この週…

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かわってない わかってない / 制服向上委員会 04年25th。前作「世界・自由・アメリカ」は結構新機軸な印象だったけど、次のアルバムは等身大な歌詞に80年代アイドル歌謡やロック歌謡、ニューミュージック風の楽曲をチープなアレンジで聞かせる、いつもの音楽…

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Destroy Rock & Roll / Mylo 05年。フィルター・ハウスやエレポップ風ブレイクビーツを中心にした、キラキラなアッパー・ダンス・ミュージック。ヴォーコーダー入りフィルター・ハウスの"Drop The Pressure"、カットアップされるリズムトラックが格好良い"In…

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Lay It All Out / Barry Mann 71年のアルバムにボーナス・トラック2曲を追加したDreamsvilleレーベル再発盤。70年代初頭らしい内政的で静謐なサウンドに乗り、ちょっと力強い歌声が乗るSSW盤。何年か前に「サヴァイバー」を聞いたときはその歌声がちょっと苦…

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Prone / Ned Doheny 78年。最近の紙ジャケ再発ではなく91年のSONYナイス・プライス・ライン・シリーズ。痒いところに手が届くメロディ展開がソフィスティケイトされた歌謡曲という感想も抱かせるソウル寄りAOR。甘い歌声がステキなアレンジに包まれたイイ曲…

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Champagne People / Benny Sings Sonar Kollektiv。予想以上に早いペースで出た新作。相変わらず本気なソング・ライティングが炸裂するポップストロニカ。ヴィンテージな70'sAORテイストに満ちていた前作に比べると、80年代ノリのファンキー・エレクトロ風の…

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再発見・ニッポンの音/芸(9)シティ・ソングの昭和史 中村とうようが選曲・監修してる編集シリーズの1枚。藤山一郎の"東京ラプソディー"で始まり八代亜紀の盛り場演歌で終わる「昭和の都市生活」を描いた歌の数々。古賀政男の曲が若干多め。ダイナミックな…

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世界・自由・アメリカ / 制服向上委員会 03年の23thアルバム。フォークっぽいピアノ・バラードを中心にカントリーやミュゼットなど、牧歌的なメロディに乗せて可憐な少女ヴォーカルで歌われるのは一貫して「反米」「反戦」「動物愛護」「エコロジー」テーマ…