今日聴いたもの

Far Beyond These Castle Walls... / Chris de Burgh
75年1st。基本的にはフォーキーなSSW盤なんだと思うけど、やたらとドラマティックなアレンジがいかにもこの時期のA&Mっぽい。チェンバロ入り室内楽フォーク風だったり、エレピ入りファンキーロックやオールドタイミーなピアノSSW風だったりと出だしはすごくイイ感じなのに、サビで青天井式に盛り上がる展開がトゥー・マッチで、ウンザリしてしまう曲が多いのが残念。
At The End Of The Perfect Day / Chris de Burgh
77年3rd。ドラマティック体質は相変わらずだけど若干クドさがなくなって聞きやすくなった感じ。凝ったアレンジのフォーキーMORを中心に曲によってはモダンポップ風だったりカーペンターズ風だったり。サンバな"Brazil"がかなり異質で浮いてる。コーラス・アレンジがポップな"Round And Around"とヴォードビルなモダンポップ"Summer Rain"あたりは割と好きな感じだけど、サビになるとメチャクチャ音量がデカくなるのがちょっとウルサイ。唐突に挿入される"きよしこの夜"のコーラスが怖い"Perfect Day"がベスト・トラックかな。