2004-07-01から1ヶ月間の記事一覧

今日読んだもの

学校を出よう?〜? / 谷川流 今日読んだというか今週ずっと読んでいたシリーズ。使い古されたSFネタを一ひねりしたシンプルなストーリーの「I-MY-ME」と「The Final Destination」が自分好み。探偵小説的な意匠が顔を覗かせる他の2作は途中眠くなってしまった…

今日聴いたもの

Um Show De Bossa... / Lennie Dale バックにボッサ・トレスを従えたライヴ盤。ピアノ・トリオによるジャズ・サンバで、3曲目のメドレー終盤のインプロとか"Tamanco No Samba""Two LadiesIn De Shade Of De Banana Tree"などアップテンポの曲でのド迫力演奏…

今日聴いたもの

Humanoid Erotica / Fat Jon 01年。インスト・ヒップホップ。滑らかで淡い曲調が多いんだけど、さりげなくユーモア・センスに満ちたアレンジ。いくつかの曲でフィーチャーされる長々としたサックス・ソロのサンプリングが面白い。全体的に映画音楽/フュージ…

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蜂雀 / 七尾旅人 03年。音数は少ないんだけどメチャクチャ凝ったアレンジに乗って、饒舌な言葉がシュールに紡がれるファンタジー・ポップ。どの曲もかなり長くて、個人的には楽曲の構成をもっとスッキリさせてくれたほうが聴きやすいんだけど、メロディが良…

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Garden On The Palm / ケン・イシイ 93年。ひたすら機能性のみを重視したテクノ・ミュージックとは一味違う派手な展開やアレンジでポップスとしても十分楽しめるインストゥルメンタル・ミュージック。"Garden On The Palm"(ラテン気味なパーカッションがイ…

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Miz-Inco./ 135 88年。ニューエイジ/ワールドっぽい大陸エレポップ歌謡。リズム楽器の複雑な絡みやパーカッシヴなギターなど結構格好良いし、丁寧に作られた音楽だと思うけど、自分の嗜好とは残念ながらすれ違ってしまう感じ。 In Tweed We Trust / Thee Hea…

今日聴いたもの

Orizzonti Perduti / Franco Battiato 83年。これまでに聴いた80年代のアルバム同様、軽いエレポップ・サウンドにカンツォーネっぽい歌が乗るスタイルなんだけど、間奏に挿入されるコラージュっぽいコーラスはやはり個性的。"Mal D'Africa"(凝った構成のモ…

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Svengali / Gil Evans 73年。ポスト・フリーの時代を誠実に反映したビッグ・バンド・ジャズ。切れ味鋭く決まりまくる大編成バンドによる変拍子はとにかく気持ち良い。フリーキーなサックスの咆哮やアブストラクトな無調音階も、楽曲が良いのでひたすらクール…

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Pleasure House / Joey Negro's Soulful,Funky,Sexy Best VOL 3 ジョーイ・ネグロのMIXCD。ひたすらアッパーなディスコ〜フュージョン・ハウスが次から次に。"Follow That Beat / Paul Johnson"(煌びやかな哀愁ストリングス入りディスコ)"Mysterious Vibes…

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今日の我れに明日は勝つ 美空ひばり大全集34 昭和58〜61年のシングルAB面曲集。市川昭介、船村徹、弦哲也らの手になる古めかしい演歌が中心だけど、かなりポップス寄りのイルカ作品や後の"愛燦燦"を思わせるような小椋佳作品なども。"女ながれ唄"(船村徹。"…

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Maltid / Samla Mammas Manna 73年2nd。序盤の何曲かは随分真面目にテクニカルなプログレをやってる印象で、ブルージーなギター・ソロが飛び出したりトラッドな小品が挿入されたりと、結構正統派っぽい音。それが5曲目"Syster System"あたりから徐々に怪しい…

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Shades Of Blue / Madlib 03年。ブルーノート音源をエディット、再演奏したリミックス・アルバム。10年前くらいによくあったジャズ・ヒップホップとは違って、ジャズ・コンボが演奏しているような感覚はYesterdays New Quintet名義の音源に通じる。70年代音…

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なんてったってアイドルポップ〜水色のときめき〜 / ザ・リリーズ シングルA面曲を中心にアルバム曲などをプラスしたベスト盤。前半はフォーク歌謡をベースにした清純アイドル歌謡で、双子ならではの透明感のあるユニゾン・ヴォーカルがノスタルジーを喚起し…

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Reggae Gold 2004 VPレコーズの最新ヒット編集盤。前半はダンスホール系で固め、アリシア・キーズのラヴァーズ・リミックスを挟んで後半は歌物中心、という構成。独創的なリディムが次々に繰り出されるダンスホール編が刺激的で、特にエレファント・マンは相…

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第六大陸 / 小川一水 「月に建物を建築する」という話を、ハードSFと企業小説とロマンスが一つになった骨太なエンタテインメント小説として読ませる。前半は淡々としてる感じだけど後半がかなり熱い。最近は2003年ベストSF国内編を1冊づつ読んでるんだけどハ…

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You've Got The Power / Third World 82年。ちょっと前に聞いた「Rock The World」の次。ボブ・マーリーそのままなルーツ・レゲエも収録されてるけど、全体的にはディスコだったりメロウだったりするクロスオーヴァーな仕上がりで、80年代初頭らしい抜けの良…

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Ed's Guest List / Ed Case 02年。英国2ステップ物。時々変化球を交えつつも、あくまで軽くてスピーディなリズム・トラックにR&Bメロディが乗るタイプのいかにもな楽曲が中心で、J-POPに通じるキャッチーなメロディが耳に残る1枚。アコギのフレーズのループ…

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Seize -Best- / Picasso 85〜90年音源ベスト。ヨーロピアン歌謡の"シ・ネ・マ"のイメージが強かったんだけど意外とニューウェイヴ/エレポップの影響が強い感じ。もちろん"シ・ネ・マ"路線の曲も多いんだけど結構いろんなタイプの楽曲が聞ける。"DREAM ON DRE…

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i / 小谷美紗子 97年。クラシカルでトラッドなフェアリー・ポップ風アレンジが多いSSW作。個人的には苦手な音。"エリート通り"みたいな軽妙なポップス・ナンバーも収録されてるんだけど歌詞がちょっと偽善的でうるさいかな。"こんな風にして終るもの"みたい…

今日聴いたもの

The World Famous Beat Junkies Vol.2 98年。CD2枚に渡ってひたすらスクラッチの嵐なターンテーブリズム大作。ザクとした太いリズム・トラックにギター、ストリングス、オルガン等様々な楽器のフレーズのループをセンス良く絡めたラフでシンプルな曲が矢継ぎ…

今日読んだもの

涼宮ハルヒの憂鬱 / 谷川流 今日もライトノベル。これも面白いなあ。異常なキャラクターに囲まれた唯一まともな主人公が周囲に翻弄されるコメディなんだけど、翻弄されつつも冷静に突っ込む独特の文体が最高。

今日聴いたもの

ミスター・CMマン / マイケル・G 90年。外人スタジオ・シンガーのCMソング・カヴァー集。とはいえほとんど聞き覚えのない曲ばかりなのはどうしたことだろう。絶叫ヴォーカルが炸裂するスタジアム・ロック調の1曲目に腰が引けてしまうけど、60年代サイケポッ…

今日聴いたもの

21世紀のこどもの歌 70年制作の芸術祭参加企画アルバム。小松左京、手塚治虫、筒井康隆、星新一、飯沢匡、真鍋博といった「腹立半分日記」を思い出すSFの人たちが作詞で参加し、作曲は宇野誠一郎、山下洋輔他。さらに歌は麻里圭子。例えどんなにつまらなくて…

今日読んだもの

イリヤの空、UFOの夏 / 秋山瑞人 ジュブナイル学園SFの雰囲気と男子中学生っぽい妄想爆発なラブコメ・テイストが懐かしくも甘酸っぱくて4冊一気読み。第4巻のシビアな展開に「マルドゥック・スクランブル」を思い出したり。ライトノベルってほとんど未知のジ…

キリンジ新譜

十四時過ぎのカゲロウ / キリンジ "十四時過ぎのカゲロウ"はジャミロクワイっぽいファンキー・チューンでなんだか懐かしい。堀込高樹作詞作曲の"冠水橋"は高樹テイスト全開のダークAORで当然こっちの方が好み。

今日聴いたもの

Full Fronteira / Nova Fronteira 02年。ブラジリアン・フュージョン系クロスオーヴァー・ハウス。アッパーな"Supernova"の爽快さにグッと引き付けられるけど、同じような曲が続くんで気がついたら聞き流している感じ。"Guts"〜"Black Sun"の流れや変拍子ブ…

今日聴いたもの

X-ray Music / A Blood And Fire Dub Directory Blood And FireのカタログからセレクトされたサンプラーCD。全曲3分程度でフェイドアウトするのが物足りないけどこの濃密な選曲をまともに聴いたらグッタリするかも。"Dub There / Prince Jammy"(定番「In Th…

今日聴いたもの

今日の我れに明日は勝つ 美空ひばり大全集30 昭和50・51年のシングルAB面曲集。三木たかしや森田公一といった人たちを起用して、それなりにバラエティに富んだ演歌寄り歌謡ポップス集。船村徹の曲はやはり演歌っぽいけどそれに輪をかけて岡林信康の曲が定型…

今日聴いたもの

フォー・マイセルフ / 詩子 92年。全曲冨田恵一アレンジ。"あぶないダブル・デート"はレゲエなリズムにスティーリー・ダンなコード進行が乗るサビがほんのりとキリンジを彷彿。あとは、これといって特徴を挙げるのが難しいガールポップ/ニューミュージック。…

今日聴いたもの

Mahogany Brown / Moodymann 98年2nd。ヒップホップ、ディスコ、ソウルの断片がコラージュされた1曲目にドキッとするけど、あとは太くうねるベースラインを抜き差しして、ダブっぽい浮遊感と高揚感を生み出すいつもの漆黒ハウス。3rdで聴けるようなドラマテ…