今日聴いたもの

Ed's Guest List / Ed Case
02年。英国2ステップ物。時々変化球を交えつつも、あくまで軽くてスピーディなリズム・トラックにR&Bメロディが乗るタイプのいかにもな楽曲が中心で、J-POPに通じるキャッチーなメロディが耳に残る1枚。アコギのフレーズのループが気持ち良い。
"September Sun"
"Be Yourself"(ホーンのフレーズがイイ感じのディスコ・ソウル)
"Friends Like These"(60年代風リヴァイバル風グルーヴィー・ロック)
"No More"(シンセがユーモラスなスピード・ガラージ
Straight From The Heart / Patrice Rushen
82年。ガラージ・ディスコ3連発に始まりアーバンなフュージョン・ディスコ"Number One"を挟んで、後半はスロー、ミディアムを中心に幅広い音楽性を披露。12インチ・ヴァージョン等を収録したライノ再発盤。
"Forget Me Not"(ディスコ・クラシック)
"I Was Tired Of Being Alone"(ベスト・トラック。美メロ・ディスコ)
"Remind Me"(メロウ・グルーヴ)
"(She Will)Take You Down To Love"(ボッサ・タッチのアコースティック・ソウル)
デジタル・ミステリー・ツアー / 茂木由多加
78年発表のシンセ・イージーリスニング・アルバム。茂木由多加は早見優のアルバムでのアレンジが印象に残ってて、このアルバムは以前から気になってた1枚。とりあえず1曲目の"Magical Mystery Tour"のカバーがブッ飛んでいて最高。"Your Mother Should Know "や"Blue Jay Way"など、ビートルズの曲はどれもブルース・ハークに通じるアシッド感に満ちたキッチュなアレンジで面白い。反面、後半のスタンダード曲集は原曲のメロディを忠実になぞった、いかにも無難な軽音楽でちょっと退屈。
Patoriot / Franco Battiato
ニューウェイヴ風リズム・アレンジやシンセを導入してモダンなカンタトゥーレを聞かせる80年盤。この前聞いた初期作品群とはかなり雰囲気が違うけど、やはりメロディ・メイカーとしてのセンスの良さを再認識。80年前後の英国モダン・ポップ勢に通じる雰囲気。
"Venezia-Istanbul"(シャッフル・ビートの美メロ・ポップ)
"Arabian Song"
"Passagi A Livello"(「さよなら、渚のアインシュタイン」というフレーズが印象的なエレ・ポップ)
L'Arca Di Noe / Franco Battiato
82年。上記とほぼ同じ音楽性だけど、こちらはカンタトゥーレ特有のメロディや歌いまわしはかなり抑えめで、代わりにオペラ・コーラスを大フィーチャー。これも良質なモダンポップ/エレポップ作品。
"L'Esodo"
"New Frontiers"