2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

今日聴いたもの

Sefronia / Tim Buckley 73年。この前聞いた「Greetings From LA」後のアルバム。相変わらずのロッカー振りを所々で発揮しつつも、基本的には洒脱でファンキーなイイ曲が多いナイス盤。同時代のニューソウルやSSWっぽいラテン・テイストを感じる。"Because o…

今日聴いたもの

Move To Move / Kon Kan 89年。カナダのエレポップ寄りダンス・ポップ・ユニット。ニューオーダーとペット・ショップ・ボーイズの中間のようなメランコリックな曲が多いけど、やはり大胆なサンプリングが楽しい"I Beg Your Prdon"(GQとリン・アンダーソン!…

今日聴いたもの

Funcrusher Plus / Company Flow 97年。短いフレーズ(の一部)をループさせてアブストラクトで不穏なムードを作るトラック・メイキングが巧い。激しいスクラッチやイレギュラーなリズム・トラックが格好良い曲が目白押しのヒップホップ名盤。インタールード…

今日聴いたもの

テイチク・イヤーズ1960〜1964 / 田代みどり 2枚組コンピ。「TOKYOクラブ・ラティーナ」で思い切りの良い快活な歌声が好印象だったんだけど、当時10代前半だったとは驚いた。Disc1は全て洋楽カヴァー・ポップスで、アーリー60'sアメリカン・ポップスからラテ…

今日聴いたもの

I'll Play The Blues For You + Lovejoy / Albert King Stax時代、70年代のアルバムの2in1再発CD。72年の「I'll Play The The Blues For You」はR&Bビートの曲が大半を占めるナイスな1枚。バックはバーケイズ。エレピ入りファンキー・ダウナー・ブルースのタ…

今日聴いたもの

ポリス&アクション〜TV刑事ドラマ・グレイテスト・ヒッツ〜 60〜80年代の刑事ドラマのテーマ曲や主題歌、挿入曲の編集盤。60'sギター・インスト風→ブラック・プロイテーション映画音楽風ジャズ・ファンク→ディスコ・ソウル→フュージョン風と特にインスト物は…

今日読んだもの

リピート / 乾くるみ グリムウッドの「リプレイ」をさらにひねった設定の時間テーマSFに殺人と謎解きを絡ませたミステリ小説。青年マンガ誌に載ってそうなハナシでグイグイ引き込まれて一気読みできる一冊。星新一とか小林信彦とか昭和中間小説っぽい装丁も…

今日聴いたもの

Praise Ye Jah / Sizzla 97年。ナスティーなスモーキー・ヴォイス。歌とMCが入り混じったスタイルで哀愁漂うメロディを歌うダビーなデジタル・ダンスホール・ルーツ。バック・コーラスが秀逸。"Dema Wonder"(泣きのサックス入り哀愁ルーツ・レゲエ)"Give T…

今日聴いたもの

ロマンティックマシーン / となりきんじょ 二人組フォーク・デュオの76年の唯一のアルバム。毛塚昇という人の叙情的な歌謡フォークと寺内仁実という人の洋楽的なセンスが勝った曲が仲良く半分づつ。寺内仁美作品が素敵なメロディの洗練された名曲揃いで良か…

今日聴いたもの

Get Away From Me / Nellie McKay 04年。癖がなくてナチュラルでキュートなヴォーカルにまずやられる。しかもノスタルジックなミュージカル・ソングをベースにジャズやフレンチ・ポップさらにはヒップホップまでも吸収してしまう幅広い音楽性、その上やたら…

今日聴いたもの

Rockin' / Dave Edmunds 80年代の3枚のスタジオ盤とライブ盤から選曲されたCAMDEN編集盤。基本的にパブ・ロック的な温和なロックン・ロールを中心に、ジェフ・リンがプロデュースしたシンセ・ロックやカントリー・ロックなんかも。"Don't You Double Cross M…

今日聴いたもの

Catalogue / I Start Counting MUTEのエレポップ・ユニット。エクスペリメンタル風にも聞こえるエッジの立ったリズム・トラックと軽音楽的なセンスが入り混じった音作りがオモシロイ。80年代のオリジナルと発売当時(91年)のリミックス・ヴァージョンが混在…

今日聴いたもの

コミックス・イメージ「コンパイラ」 92年。ドラマと歌。ドラマは最初結構真面目に聞いてたけどかなり辛い。「増殖」を意識したアルバムらしいけど・・・。歌は高橋幸宏、鈴木慶一、かしぶち哲郎、渚十五、岡田徹というライダーズ周辺の人たちが提供。松尾清…

今日読んだもの

ビニール・ジャンキーズ レコード・コレクターという奇妙な人生 / ブレット・ミラノ ダーク・サイド版「ハイ・フィデリティ」という感じのディープなエピソードが並んでて、読んでて気が重くなる本だけど止められなくて一気に読んでしまった。同じコレクター…

今日聴いたもの

Freddie King Is a Blues Master / Freddie King 69年。メタリックなギターが耳に突き刺さる。シャッフル・ビートやスローなブルースが並ぶ序盤はフーンという感じで聞き流してたけど、6曲目以降はオルガンをフィーチャーしたグルーヴィー・ブルースの連続で…

今日聴いたもの

No Kill No Beep Beep / Q And Not U 00年1st。ポスト・ロックを通過したハードコアという感じのシンプルなギター・ロックで、アレンジの端々に見え隠れする不思議なセンスが魅力。変拍子とかじゃないんだけどユニークなドラムのリズム・パターンやギターの…

今日聴いたもの

High Society / Enon 02年。冒頭2曲がラウドな変則ギタ−・ロックだったんで、そういうバンドかと思ったら、アルバムを聴き進めるにつれ、エレポップやらフォークやらやたらといろんなタイプの楽曲が飛び出してくる。個人的に苦手な、丸っこいメロディが垂れ…

今日聴いたもの

The Punk Single Collction / The Dickies LAのパンク・バンド。78〜80年のシングル・コンピ。カラッと明るいポップ・パンクで何だかスポーティな感じ。ブラック・サバスやムーディ・ブルース、サイモン&ガーファンクルなんかを高速カヴァー。"Sound Of Sile…

今日聴いたもの

放送禁止歌 / 山平和彦 以下4枚は「山平和彦BOX」から。これは72年1st。基本はアコギ弾き語りのフォークなんだけど、字余りソングやカントリーやブルース・ルーツのギター・プレイもあまりなくて、むしろ楽曲自体はポストGSのニューロックやプレ・ニューミュ…

今日聴いたもの

Left My Blues In My San Francisco / Buddy Guy 67年。ソウル/R&B色が強いアルバム。完全にソウル化してなくてグルーヴのあるブルースっていうのを今は一番聴きたいんだけど、そういう意味では"She Suit Me A Tee"が最高。GSっぽい下世話さがたまらない。"C…

今日聴いたもの

One Or Six / 青山陽一 95年。ソウル/ファンク色の強いアルバムで、メロウな曲が多いんだけど、ヴォーカルがあんまりメロウじゃないんで浸りきれない感じ。ファルセットで歌う"IKO IKO IKO"とか良いんだけど。 Ah / 青山陽一 97年。こちらはブルージーなロッ…

今日聴いたもの

Penthouse And Pavement / Heaven 17 81年。とにかくシンセがイイ音してる、というのが一聴した印象。いかにもな80年代エレポップのサウンドなんだけど、どの曲もアレンジのセンスが良い。ベースがうねるファンキーなトラックを前半に並べ、後半はストレート…

今日聴いたもの

Motherlode / James Brown 67年から76年のレア・トラック集。オリジナル・アルバムでは結構いろんなタイプの曲を演ってるけど、このレア・トラック集は丸々王道JBスタイルのファンクで、裏「イン・ザ・ジャングル・グルーヴ」っていう感じ。なんで全曲最高な…

今日聴いたもの

Black Mahogani / Moodymann 04年。ニュー・ソウルやスピリチャル・ジャズに通じるディープでドラマティックなディスコ/ハウス。1曲1曲が複雑に展開するんで、なかなか全容を掴めないけど、今回はヴォーカル・パートがかなり充実してて、歌モノとしてイイ曲…

今日観たもの

最前線物語 80年。サミュエル・フラー。第2次世界大戦もの。鬼軍曹と4人の若者が何度も絶体絶命の窮地に陥りながら、度胸と機転で生き延びてはあちこちの戦場を転戦していくという話で、エピソードが並列的に語られて最後に総括的なオチがつくという構成は連…

今日聴いたもの

Peace With Every Step / Build An Ark 04年。サン・ラのトリビュート盤に参加していた人たち。70年代のスピリチュアル・ジャズを現代に蘇らせる生音バンドで、集団コーラスやフルート等をフィーチャーしたその音はとてもピースフル。アドリブを省略してテー…

今日聴いたもの

SPINOUT2 Non Stop DJ Mix by MASANORI IKEDA 02年。スピーディーな展開のDJミックス。スウィンギン・ロンドンやラウンジ・テイストのバブルガム・ブレイクビーツが70分で26曲。1曲目"Bushes / Markus Nikolai"がめちゃくちゃ格好良いボッサ・ブレイクで、そ…