今日聴いたもの

Motherlode / James Brown
67年から76年のレア・トラック集。オリジナル・アルバムでは結構いろんなタイプの曲を演ってるけど、このレア・トラック集は丸々王道JBスタイルのファンクで、裏「イン・ザ・ジャングル・グルーヴ」っていう感じ。なんで全曲最高なんだけど、JBファンクに歌が乗る"Since You Been Gone"、ハードボイルド・タッチの映画サントラ提供曲"People Get Up And Drive Your Funky Soul"など、いつものJBサウンドにちょっとヒネリが加わった曲にとりわけ惹かれる。ブルージーなギターが絡む"You Got To Have A Mother For Me"とか。
Skid Row / Skid Row
70年。この時代の英国ロックならではのくすんだ空気感のブルース/ハード・ロック・アルバム。ジャズっぽいリズムやうねるグルーヴが気持ち良い。米国西海岸っぽいアーシ−なフォーク・ロックもいくつか収録。
"The Man Who Never Was"
"Unco-op Showband Blues"(洒脱なメロディのフォー・ビート・ハードロック)
"Oi'll Tell You Later"(クールなハードロック。リズム・チェンジがカッコイイ)
哀愁グッドバイ / 太陽肛門スパパーン
04年。ミニ・アルバム。歌謡曲とフリージャズが融合、というか同居した濃厚な音楽。70年代後半の歌謡曲っぽいゴージャスなタイトル曲と旧作の楽曲をツギハギした"獄中と獄外は同じ"が最高。過去のアルバムも聴いてみたい。大学のサークル・ノリのおふざけ歌詞はちょっと辛いところもあるけど。