2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

今日聴いたもの

Funky London / Albert King 94年発売の70年代前半の音源コンピ。ジェイムス・ブラウンをゴーゴー喫茶テイストのビート・ナンバーに料理した1曲目のインスト曲"Cold Sweat"を筆頭に、R&Bビートで畳み掛けるファンキーでグルーヴィーなエレクトリック・ブルー…

今日聴いたもの

Pyragony X / Amon Duul II 76年。初期の数枚しか聞いたことがなかったんで、ここまでポップなロックになってたとは驚き。ほんのりアーシーでメロウなフォーク・ロックやらブルージーなギターソロが炸裂するハード・ロックンロール、さらにはプレ産業な大仰…

今日聴いたもの

Doble Energia / Willie Colon, Ismael Miranda 80年。独特の甲高い歌声が印象的なシンガーと組んだアルバムで、基本的に軽快なリズムに乗ってマイナー調歌謡メロディーを朗々と歌い上げるスタイルのオーソドックスな歌物アルバムなんだけど、イントロのピア…

今日聴いたもの

Metiendo Mano / Willie Colon & Ruben Blades 77年。SHINODAさんのセレクトで聞かせていただいたアーバンなムード歌謡傑作"Pablo Pueblo"収録。どの曲もイントロがやたらと格好良くて、どんなイカシたラテン・ジャズが始まるのかと思わせて、必ずベタな歌謡…

今日聴いたもの

Soul Togetherness Presents Richard Searling's Music From The Soul / V.A. ExpansionのSoul Togethernessシリーズコンピ。70年代と80年代音源が大胆にシャッフルされて、それでいて不思議とスムースに繋げられたちょっとナイスな選曲のモダン・ソウル集で…

今日聴いたもの

Shuwatch Ultra Dance Remix / V.A. 91年。寺田創一を中心に天宮志狼、DJ GM YOSHI、DJ TOSHIというメンツによるウルトラマン・リミックス集。おなじみの主題歌のイントロで始まったかと思うと、一転してダウナーでメロウなディープハウス・トラックに展開、…

今日聴いたもの

アクア / 佐藤博 88年。80年代後半ならではの産業/ブラコン・テイストのシティ・ポップ盤で、ほぼ全編に渡ってスティールパンがフィーチャーされたサマー・リゾート仕様の1枚。週末のアフター5的なキラキラした高揚感が心地良い"Seat For Two"と、佐藤博の頼…

今日聴いたもの

Glam Exotica! / 三宅純 00年。ボ・ディドリー風リズムに乗ってマリンバとバス・クラリネット、ビリンバウの音色が交錯し、そこにアフリカンなチャントが朗々と響き渡る1曲目の"Rain Forest"をはじめ、一筋縄でいかない異種交配アレンジの連続にクラクラさせ…

今日聴いたもの

El Malo / Willie Colon 若さが爆発してる感じの67年デビュー作。ヴィンテージなオルガンとハンドクラップがイカす"Willie Whopper"や、ルイルイをラテン化したようなガレージ感満点の"Skinny Papa"など、不良っぽさの横溢したモッドなブガルー・ナンバーが…

今日聴いたもの

Latin-Soul-Rock / Fania All Stars 74年。アルバム・タイトルに更にジャズを加えた感じのラテンロック/クロスオーヴァー志向のスタジオ録音と、よりプリミティヴで歌謡色も強い後半のライヴ集という構成。ピアノとベースの"Song For My Father"っぽいクール…

今日聴いたもの

Maestra Vida - Segunda Parte / Ruben Blades 80年。サウンド・ドラマ的な2枚組コンセプト・アルバムのたぶん後編。プロデュースはウィリー・コローンで、思い切り「ソロ」と地続きな華麗で官能的なオーケストレーションが聞ける1曲目のインスト"Epilogo"に…

今日聴いたもの

La Gran Fuga / Willie Colon 70年。悪そうな指名手配ジャケのイメージに反して全体的にいなたくユルい雰囲気。ちょっとブガルーを引きずったような前半のチンピラ・サルサな流れはまだしも、マイナー調の曲が並ぶ後半は、ほとんどラテン・ムード・コーラス…

今日聴いたもの

Aquarius / Aquarius 76年。ハイムンド・ビッテンクール制作のコーラス・アルバム。MPBのイメージとかけ離れたシンガーズ・アンリミテッドばりの精密ハーモニー・ワークを聞かせる"Corolina"や"So Louco"がとりあえず衝撃的。オーガニックなサンバ・テイスト…

今日聴いたもの

「もうひとつ」の愛 / 財津和夫 92年。昨日聞いた最終期チューリップでの作品群と地続きなマシナリーな産業シティポップ〜MORな音作り。オリエンタル・エレクトロなタイトル曲をはじめ、コンサバなMOR風の楽曲にやけに濃厚な歌詞が乗る"君の部屋のソファ"や"…

今日聴いたもの

「そんなとき女を好きになる」 / チューリップ 88年。電子ドラムのスネアが鳴り響く、バブル絶頂期の空気感でいっぱいの産業ロック系シティポップ〜ニューミュージック集。そんなサウンドとちょっとメルヘンチックな財津和夫の歌声とのコンビネーションがな…

今日聴いたもの

フリー・ソウル / ノーナ・リーヴス 06年。橋本徹選曲のコンピレーション。2ndの頃のフリッパーズから毒を抜いてフリーソウルを加えたような世界がひたすらキラキラとメロウに広がる青春シティポップな1枚。アッパーな"If You Were There"っていう感じの"ニ…