Underneath the Pine / Toro Y Moi '11年作。インディポップ・サイケデリアなイントロから一転、アーバンなディスコファンクAOR"New Beat"に突入する少しフェイクな導入で心をつかまれ、あとはひたすら繰り広げられるメロウな70年代シティ派SSW的なナヨ声世…

Camouflage + Showdown / Meco ミーコ・モナルドを中心としたディスコ・ユニットの'77年作2枚をカップリングしたFunky Town Grooves再発盤。スペクタクルでノスタルジックな長尺ミュージカル・ディスコ3曲で構成された「「A Disco Symphony - Camouflage fea…

Akron/Family II - the Cosmic Birth and Journey of Shinju TNT / Akron/Family この新作も前作同様、1曲目のズンドコ祝祭ロック"Silly Bears"が突出して格好良い。アルバム全体としてはかなり音楽性が整理された感じで、結果として意外にもシューゲイズな…

ヘイト船長回顧録 / 鈴木慶一 新作。船長シリーズも3作目にきてグッとメロウな耳ざわりのサイケポップ仕様に。心なしか往時の滑らかさを取り戻したような甘い歌声も心地良く、なんとなくクラウン期ライダーズを思い出した瞬間が何度か。シスターズ・コーラス…

You can’t catch me / 坂本真綾 新作。一番の目当てだった堀込高樹作品"ムーンライト"は、"Drifter"や"それもきっとしあわせ"に通じる期待通りの深遠AORバラードで大満足。アルバム自体も、前半、イメージ通りの爽快なアニメ的セカイ系J-POPで畳み掛ける展開…

11のみじかい話 / ハンバートハンバート '05年。これまでなんとなく聞きそびれていた男女デュオなんだけど、先週末に行ったライブが最高に楽しくて、中でも特に印象の強かったジャパニーズ・トラッドダンサブル曲"からたちの木"と"てまりうた"を収録したこの…

ファイヴ・フィンガー・ディスカウント〜万引き / Phew '10年新作。歌謡曲やフォーク、ポップスのスタンダードを、ブリジット・フォンテーヌかニコかというような「ひだりがわ」な歌声とアヴァンな演奏で聞かせるカヴァー集。アルバム全編を通じて、「フリー…

What It Means to Be Left-Handed / Mice Parade 一昨日聞きにいったライヴにぶっ飛ばされて、あわてて購入した'10年最新作。マイスパレードってあんな凄まじい轟音ギターロックだったかなあ、と首を傾げながら聞いてみたところ、イメージ通りのインテリで潔…