2004-06-01から1ヶ月間の記事一覧

今日聴いたもの

Always And Forever The Best Of Heatwave イギリスのディスコ/ファンク・グループの76〜82年音源から選曲されたベスト盤。やはりこのグループはロッド・テンパートンのソングライティング・センスに尽きる気がする。特に"Ain't No Half Steppin'"や"Eyeball…

今日聴いたもの

Love Or Infatuation / Jamie Loring 92年。スティーヴ・'シルク'・ハーレーやジェイミー・プリンシプルらの手掛ける本気なハウス・トラックにカイリー・ミノーグ系のアイドル・ヴォーカルが乗っているのが新鮮な歌謡ハウス盤。"Crazy"(弾けるガール・ポッ…

今日聴いたもの

Fade To Black / Cookie Crew 英国の女性二人組ラッパーの2nd。ステッツァソニック、ギャングスター、ブラックシープ等のメンバーがプロデュースに参加した91年産らしいジャジー・ヒップホップ盤。どことなくグラウンド・ビート風だったりアシッド・ジャズ風…

今日読んだもの

鏡の中は日曜日 / 殊能将之 「ハサミ男」以来のトリッキー作。帯の文章も含めてトリックになっているのでこれは新刊で買わないと面白味も半減してしまう。

今日聴いたもの

Are We A Warrior + Haile I Hymn / Ijahman 78年1stと79年2ndの2in1。洗練された音色のミニマル音楽風の演奏に、感情のおもむくままに呟いているようなメロディが乗る不思議なルーツ・レゲエ。とくに1st「Haile I Hymn 」は全曲素晴らしいトリップ・ミュー…

今日読んだもの

神様のパズル / 機本伸司 ヘヴィーなテーマを物理的に追求する爽快青春小説。ここに書かれている「宇宙の作り方」はほとんど理解出来なかったけど、それが解き明かされていく(ように見える)過程は、分からないなりにスリリングに感じた。「結果だけ鵜呑み…

今日聴いたもの

Kittenz And Thee Glitz / Felix Da Housecat 02年。昨日聴いた新作と同様に、これもエレポップ/ニューウェイブ路線だけど、テクノやハウスのリズムや音色も混じってて、その折衷具合が面白い。ニューウェイヴ・リバイバルも個人的にはこれくらいが丁度いい…

今日聴いたもの

Devin Dazzle & The Neon Fever / Felix Da Housecat 04年。かなり直球なエレポップ/ニューウェイブ調。短い曲が矢継ぎ早に繰り出される賑やかなアルバムだけど、どの曲もそこそこ良く出来たポップソングという感じで、コレという必殺の曲はないかなあ。この…

今日聴いたもの

25 Years Later / Blaze 90年。テン・シティに通じる70年代ソウル/ディスコ・テイストのヴォーカル・ハウス。マルコムXの死から25年というタイトルやヘヴィなジャケット・デザインとは裏腹に音楽性はかなりスタイリッシュで、カーティス・メイフィールドやマ…

今日聴いたもの

OK!OK! / 栗林みえ 99年頃は割とJ-POPを熱心に聴いていた時期で、このアルバムに収録されている"OK!OK!"や"だんだん君がスキになる"は当時お気に入りだった。アルバムには残念ながらそれらのシングル曲を超える曲は収録されてないようだけど、久々に聞いたこ…

今日聴いたもの

Memphis / 忌野清志郎 ちょっと前に出たニュー・アルバムを以前店頭で聞いた時イイ曲が良いなあと思ったんだけどちょっと高かったんで買わなかった。でも久し振りにこの人の音楽を聴いてみたいなと思ってたところ某新古書店のバーゲンコーナーでこのアルバム…

今日聴いたもの

Masters At Work Presents WEST END RECORDS The 25th Anniversary Edition Mastermix 01年。ニューヨークのディスコ・レーベル、ウエスト・エンド・レコーズのクラシックをマスターズ・アット・ワークがエディット、リミックスしたノンストップ・ミックス。…

今日読んだもの

黒い仏 / 殊能将之 第3作。前作とはまた雰囲気が変わって、今度は伝奇趣味をスパイスにしたお手軽なキヨスク・ミステリ風で、途中まで読むのが辛かった。さすがにこの人の小説はこれで打ち止めにしようかと思ったけど、終盤、予想もつかないデタラメな展開に…

今日聴いたもの

Live At The Public Theater(New York 1980)/ Gil Evans 菊池雅章やジョージ・ルイス、アーサー・ブライス、ビリー・コブハムといったメンツの参加が目をひくライブ・アルバム。この前聴いた「フラミンゴの飛翔」では隠し味っぽく使用されるに留まっていた…

今日読んだもの

美濃牛 / 殊能将之 第2作。今度は横溝正史を思わせる古式ゆかしい探偵推理小説。味わい深い文章が綿々と連なり、とにかく読んでいて心地良い。前作ではXTCの曲が引用されていたけど、今作ではコール・ポーターを初めとしたアメリカン・クラシック・ポップス…

今日聴いたもの

S.F. sound furniture / Capsule 新作。前作までの音楽性を踏襲したレトロ・フューチャー・ポップで、良くも悪くもリスナーの期待を裏切ることのないアルバム。こういうスタンスはそれでそれで潔いかも。"Go Go Fine Day"や"宇宙エレベーター""未来生活"とい…

今日観たもの

シティ・オブ・ゴッド リオ・デジャネイロの貧民街を舞台にした少年ギャング映画。ショッキングな暴力シーンを織り交ぜつつテンポの良い演出で最初から最後まで退屈させない。彼の地の60〜70年代の風俗の変遷も興味深かった。

今日聴いたもの

今日の我れに明日は勝つ 美空ひばり大全集28 昭和46・47年のシングルAB面曲集。"柔"の系譜に位置する侠演歌路線を着々と歩みつつ、一方では村井邦彦の楽曲を取り入れたりして、歌謡界の流行と折り合いをつけるための試行錯誤をしている感じ。かとう哲也のグ…

今日聴いたもの

Another Side / Fingers Inc. ラリー・ハードとロバート・オウエンスが在籍したシカゴ・ハウス・ユニットの88年盤。エレ・ファンク風の1曲目に意表をつかれ、他にもエレクトロやフュージョン、ニューロマなど、ジャンルが確立される前の貪欲な異種交配ぶりが…

今日聴いたもの

The Very Best Of England Dan & John Ford Coley ライノ編集のベスト盤。カントリーロックやフォークロックとAORの中間っぽい感触のソフトMOR。優しい歌声の持ち主二人のハーモニーが主体なんで"I'd Really Love To See You Tonight"やトッド・ラングレンの…

今日聴いたもの

CM Network / CM Network 90年。小諸鉄矢という人が手掛けた、有名CMソングのダンス・メガミックス集。とりあえず歌詞カードの作詞作曲クレジットに圧倒される。あの曲はこの人の曲だったのか!という驚きの連続。ユーロビートの"CM Disco Then〜24時間みてま…

今日聴いたもの

400% Dynamite! ソウル・ジャズの名物コンピ第4弾。00年。500%や600%同様、ヴィンテージなスカやレゲエに混じってダンス・ホール物も収録されてるせいで、埃っぽいロックステディ・ビートからチープな打ち込みリズムへ、といった唐突な場面転換があって程よ…

今日読んだもの

ハサミ男 / 殊能将之 なんとなく読みはじめたら一気にラストまで行ってしまった。いろんな方法で自殺を試みては常に失敗している連続殺人犯が、自分の中のもう一人の人格とコンビを組んで殺人事件の謎を解明する、という冗談みたいな設定なんだけどグイグイ…

今日聴いたもの

Fetus / Franco Battiato 72年1st。実験的な音響コラージュとイタリアらしい大らかな歌心が同居した独特のSSW盤。結構先鋭的なアレンジなんだけど多用されるアナログ・シンセのユーモラスな音色のせいか妙に人懐っこい印象を受ける。"Energia"(エクスペリエ…

今日聴いたもの

The Diary Of Alicia Keys / Alicia Keys 03年2nd。ティンバランドやカニエ・ウエストがプロデュースした派手な曲を差し挟みつつも中心になるのは自作のスムーズなR&Bナンバー。オープニングの"Harlem Nocturne"が格好良くて期待させられたんだけども、こう…

今日聴いたもの

Somewhere In Afrika / Manfred Mann's Earth Band 82年。エレポップ的なシンセと民族音楽の引用で味付けされたハード・プログレ。オリジナル曲はほとんどなくて、ボブ・マーリー、スティング、アンソニー・ムーア、アル・スチュアートなどのカバー曲がアル…

今日聴いたもの

今日の我れに明日は勝つ 美空ひばり大全集27 昭和45・46年のシングルAB面曲集。全曲がいわゆる「演歌」で、そのカテゴリ内でいろいろとバリエーションを出してる感じ。70年代に入ってあらためて路線を確定しはじめたのか。猪俣公章、山本丈晴、古賀政男、市…

今日聴いたもの

北原佐和子コンプリート・シングルズ&モア 82年デビューのアイドルのシングルAB面曲集。楽曲の傾向はデビュー曲"マイ・ボーイ・フレンド"や"夢で逢えたら"カヴァーなどオールディーズ歌謡路線が多いんだけど、楽曲に破綻がなくてヴォーカルも弱いんであまり…

今日聴いたもの

Mellow Medicine / 具島直子 99年3rd。スムーズなとメロディとメロウ・グルーヴに甘いキャンディ・ボイス、そしてそこはかとなく漂うダウナー感という、ありそうでないワン・アンド・オンリーな音世界。初めてこの人の音楽を聴いた時は、当時自己主張の強いR…

今日聴いたもの

I Want You / Booker.T 81年。ダンス・クラシック風の歯切れの良いリズムにいきなり腰が動いてしまう。ニューヨーク・テイストのディスコ・ナンバーとメロウAORの二本立てという何ともアーバンな内容。"I Want You"(ブッカー・Tが切れの良いオルガンを聞か…