だれが「本」を殺すのか / 佐野眞一 「東電OL」はネパール編で挫折して放り出してしまったんだけど、この本はリーダブル。版元-流通-書店という「本」の流れから始まり、図書館、リサイクル書店まで「本」のビジネスに関する全体像を俯瞰できる良質なルポル…

ライブ＋1 / 村八分 昔カセットテープでよく聴いてた青春の1枚にブックオフで再会。デトロイト・ガレージみたいな"馬の骨"やハンマービート風の"ねたのよい"、ファンクな"ん?""序曲"あたりはいまだに胸が高鳴る。 100% Dyanamite! 98年Soul Jazz。"Armageddo…

Come Back My Children / Fatima Mansions UKギター・バンドの89〜91年の音源をまとめた編集盤。アップ・テンポなロック・ナンバーと歌い上げ系バラードがほぼ交互に登場するミニアルバム「Against Nature」はいろいろ創意工夫の跡は感じるけど楽曲が単調で…

Hey Mister Girl! / 片寄明人 00年。プロデュースがジョン・マッケンタイアだと知って聴くせいか、クリアなんだけどくぐもったような印象の独特なアレンジはやはりシカゴ音響派風。そこにAORテイストなメロディが乗っかる"Madonna 49"はこの人ならではの名曲…

The Roaring Silence / Manfred Mann's Earth Band 76年。時代のせいもあるのかもしれないけど、これまで聴いたアルバムに比べるとグッと垢抜けてポップになった感じ。プログレ的な大仰なアレンジは相変わらずだけど。"Blinded By The Light"（ヒット曲。め…