2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

今日聴いたもの

Today Is Tomorrow / Four Freshmen ヒップなジャケに包まれた68年のアルバム。若干スクエアなコーラス・ワークとビートの効いたバンド演奏とのアンバランスさが絶妙な"My Girl"(ペナペナなギターがガレージっぽい)、"Walk On By"(トランペットがカッコイ…

今日聴いたもの

The Fantastic Chi-Lites / Chi-Lites ユージン・レコード脱退後の77年フィリー録音盤。アップからスローまで、あまり濃厚さのないポップな楽曲が並んで、全体にMORソウルとでもいうべき軽やかな雰囲気。ニューソウル・ミーツ・フィリーディスコっていう感じ…

今日聴いたもの

Impressed Vol.2 / Various Artists ジャイルス・ピーターソン選曲、63年〜74年にかけての英国ジャズ・コンピ。マイク・ウエストブルックのメトロポリス以外は初めて聞く音源ばかり。尺八みたいなサックスの音色がなんとも物悲しいスロー曲"Starless & Bible…

今日聴いたもの

愛のトリマー / SILVA 02年。全編サビみたいなツギハギ展開が素敵なディスコ・ハウス歌謡"君のために"が最高。他にアコギ使いのR&Bトラックとディスコが融合した"Shampooman"や、結婚行進曲のフレーズがアッパーなキラキラ・ディスコに突入する"幸せな日曜日…

今日聴いたもの

A Chave do Sucesso / Orlann Divo 62年1st。オルガン、ヴィブラフォン、フルートといった楽器をフィーチャーしたラウンジーで軽快なジャズ・サンバ演奏に乗って、イイ湯加減のユルい歌声を聞かせるバランソ盤。全体にEd Lincolnのキレのあるオルガンが気持…

今日聴いたもの

Machismo / Cameo 88年13th。硬質なエレクトロ・ビートに、ハード・ロックっぽいギターや70年代ファンク風ホーン・セクションが絡むブラコン・ファンク。マイルス・デイヴィスがメロウなトランペットを聞かせるインスト"In The Night"から、甘いメロディーの…

今日聴いたもの

マリ・ファースト / 金子マリ 83年。「下北のジャニス」というキャッチフレーズで敬遠してた人だけど、確かにかなりソウルフルなヴォーカル・スタイルを聞かせるものの、ゴリゴリのソウル/リズム&ブルース一辺倒ではなくて、結構キャッチーなフックを持った…

今日聴いたもの

幻の大リサイタル / 土居まさる 74年。時々歓声やMC(バンド・メンバー紹介やモノマネ・コーナーとか)が挿入される擬似ライヴ仕立てで、「パーソナリティー15年のキャリアを生かし、あの土居まさるが叫び、唄い、説得する異色のアルバム!」という帯の文句…

今日聴いたもの

Boo / Juliet Lawson Sunbeamから再発された72年の英国フィメールSSW盤。ゴスペル的なセンスとファンタジーな世界が同居したような音楽性は、何だかローラ・ニーロとケイト・ブッシュを合わせたみたいな雰囲気。冒頭、凝った展開のダイナミックなピアノSSWナ…

今日聴いたもの

Based on a True Story / Fat Freddy's Drop 05年。ニュージーランドのネオ・ルーツ・グループ。ルーツ・レゲエをベースに、スカやダブ、さらにはソウルやジャズにフォークなど、1曲の中にいろんなリズムや音楽性がさりげなく忍ばせてあって、ちょっと油断し…

今日聴いたもの

Going' To My Baby's Place / Vernon Garrett 75年。ディープなシャウト唱法で聞かせる、ファンキー・ブルース寄りソウル集で、テンプスのサイケデリック・ソウル路線にも通じる硬派な味わい。ファズ・ギター入りの"Something Went Wrong"に"Love Junkie"、…

今日聴いたもの

Goldebriars / Goldebriars カート・ベッチャーが結成したフォーク・コーラス・グループの64年1st。全体に漂う翳りと張り詰めた雰囲気が心地イイ。ほとんどギターとベースのみの簡素な伴奏と、めちゃくちゃ凝ったコーラス・ワークとのギャップがすごくて、な…

今日聴いたもの

Tone Tantrum / Gene Harris 77年。スリーサウンズのピアノ奏者がブルーノートLA時代に残した1枚。オリジナルより開放的な仕上がりの"As"はギターの歯切れの良いカッティングがメチャクチャ気持ちイイ。一転してメロウなギターの快適テンポのソウル・ナンバ…

今日聴いたもの

THE HIT MAKER-筒美京平の世界- Disc 5 COVER / Various Artists カヴァー・ヴァージョン集。といっても競作で一斉に出ていた"美しきチャレンジャー / 堀江美都子"(歌声のキュートさでは一番)や"ラブ・アドベンチャー / 塚田三喜夫"、ディスコ歌謡クラシッ…

今日聴いたもの

Morph the Cat / Donald Fagen 新作。復活後のスティーリー・ダンには、正直あんまりハマらなかったんで、このアルバムも実は興味がなかったんだけど、店頭でかかってるのを聞いたら思いきり心を掴まれてしまった。相変わらずスティーリーっぽいとしか言いよ…

今日聴いたもの

Candy / Linda 01年。清楚な歌声の双子ガールズ・デュオ。フリップフラップほどスタイリッシュな音じゃないけど、でもすごく通じる雰囲気を持ってて、これはかなり好きな感じ。バックのコーラスが気持ち良いR&B風"ダーリン(Album mix)"、爽快なディスコティ…

今日聴いたもの

アナーキー / アナーキー 80年の1st。個人的なレンタル・レコード・クラシック。クラッシュもイーターもスティッフ・リトル・フィンガーズもこのアルバムで知ったんだけど、それらパンク名曲カヴァーに負けない、オリジナル・パンク臭プンプンの自作曲が素晴…

今日聴いたもの

高橋悠治ソング・ブック「ぼくは12歳」/ 中山千夏 78年。ほとんどシンセとパーカッションのみの簡素な演奏に乗って童謡や現代歌曲風の歌を聞かせるアルバム。「六つのこころみ」同様の純邦楽的な印象も受けたんだけど、朝鮮の民族音楽を素材にした曲が多いみ…

今日聴いたもの

Big Apple Rappin' / Various Artists Soul Jazzコンピ。80年前後の初期ヒップ・ホップのディスコな側面にスポットを当てたナイスな編集で、時々エレクトロやレゲエなどを挿入しつつ、"ガット・トゥ・ビー・リアル"でラップする"How We Gonna Make The Black…

今日聴いたもの

Hugh Brodie And The Real Thing / Hugh Brodie And The Real Thing 75年。アーシーでぶっといブロウを聞かせるサックス奏者のリーダー・アルバム。ジャズ・ファンクからアフロなスピリチャル・チャント、ストレートな4ビート・ジャズまで、随分バラエティに…