今日聴いたもの

The Fantastic Chi-Lites / Chi-Lites
ユージン・レコード脱退後の77年フィリー録音盤。アップからスローまで、あまり濃厚さのないポップな楽曲が並んで、全体にMORソウルとでもいうべき軽やかな雰囲気。ニューソウル・ミーツ・フィリーディスコっていう感じの凝った展開とサビの華やかな美メロが最高な"My First Mistake"がやはりダントツに印象に残るけど、NYっぽいミュージカル風ノスタルジック・ディスコの"Let's Touch"と"Stop Still"、60年代ノーザンをフィリー・タッチでアップデートしたような"Who's In Love With Me"、爽快なストリングスとトランペット入りのMORなハーモニー・ソウル"Bubbling, Babbling Fool"など、キラキラしたミディアム〜アップ系の楽曲群はどれも好きな感じ。P-VINEのダンス・クラシック系ソウル再発シリーズ「Dance Floor Fillers」の1枚。
Get Up / Vernon Burch
79年。シャープなギター・カッティングとホーンが気持ち良いパーティー・ディスコティーク"Never Can Find The Way"と"Arrogant Lady"。この時期のヴァーノン・バーチはやっぱりこの路線に尽きる。他の曲も基本的には同じ系統なんだけど、若干ファンク色が強め。ドリーミーなハープ入りのアッパー・メロウ・グルーヴ"For You"、スティーヴィー・ワンダーみたいにオーティスをカヴァーした"Try A Little Tenderness"もイイ感じ。これもP-VINE「Dance Floor Fillers」シリーズ。