Art / Benny Sings 新作。80年前後のAOR系SSWにほのかにエレクトロニカなアレンジで味付けしたような、ちょっと懐かしくて新しいポップソング集。ということで、あまりにいつもどおりの世界が破綻なく繰り広げられているせいか、なんか引っ掛かりがなくなっ…

HoSoNoVa / 細野晴臣 歌モノ新作。70年代のエキゾティック路線のアルバムをオーガニックなアコースティック演奏にして、さらにスモーキーなブルース色を加えたような音。正直、カヴァー曲は渋すぎてよく分からないんだけど、軽快なリズムに乗った切ないメロ…

Soul Brother Records presents Groove On Down 3 - 10 Full Length Soulful Disco and Boogie Classics / V.A. Soul Brother編集、70年代後半から80年代初めにかけてのブギーなディスコ12インチ・コンピ。ハービー・ハンコックのスペーシーなAORディスコ"St…

Soul Togetherness 2005 / V.A. 最新モダンソウルにクラシック曲を織り交ぜたシリーズコンピの2005年度版。ライナーによると、ルーサー・ヴァンドロスとユージン・レコードを追悼した1枚ということで、1曲目からいきなりルーサー・ヴァンドロスの"Never Too …

The Early 70's / Steve Khun ゲイリー・マクファーランドのプロデュースで、ブッダから出た'71年のリーダー作「Steve Kuhn」に、別メンバーでの未発表録音を追加した日本編集盤。半数の曲で本人の飄々とした鼻歌ヴォーカルをフィーチャーしたプレAOR的なジ…

The Collage / The Collage LAで活動していたという男女混声グループの'68年アルバム。女性陣のキレと清涼感のあるハーモニーがめちゃくちゃ好みで、この声があればたいていの曲は名曲になるんではと思えるんだけど、実際にはロジャー・ニコルスの"Can I Go"…

Colour Trip / Ringo Deathstarr '11年。アマゾンで前からオススメされていて、そのバカっぽい名前は印象に残っていたんだけど、実際聞いてみるとジザメリやマイ・ブラディ・ヴァレンタインのポップな側面を受け継いだようなキャッチーな轟音ギターポップ連…