2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

今日聴いたもの

Move Your Ass In Time / Real Ax Band 77年。爽快なブラジリアン・フュージョンをベースにしつつも随所にキメキメなジャズ・ロック展開が顔を覗かせるテクニカルな演奏。そんなちょっとクセの強い演奏に埋もれず十分拮抗する凝った歌メロ。結構濃いサウンド…

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Extreme Beauty / 吉田美奈子 95年。ブラコン・サウンドのダンスナンバーやミディアム〜スローチューンを中心に、ゴスペル・タッチのスピリチュアル・バラードなんかも織り交ぜた構成。聞き覚えのあるメロディの"Beauty"やコーラスワークが魅力的な"Coco"と…

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Hip / Hip Pops 97年。スタジオ・ミュージシャン(全て外国人)による、70〜80年代に日本でヒットした洋楽ポップスのカヴァー・アルバム。アバやアラベスク、ベイ・シティー・ローラーズからホール&オーツ、カルチャー・クラブまで、誰もが知ってるあの曲こ…

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Reggae Nostalgia Golden Hits ムーディスクの70年代音源コンピ。スカに近いアップテンポ化したロックステディやルーツに繋がる複合リズムのアーリー・レゲエからラヴァーズまで、どの曲もソウルフルなメロディを甘いヴォーカルやコーラスで聞かせる甘くてリ…

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GS卒業生紳士録 - AFTER THE G.S. RUSH タイトル通りGS出身者の70年代楽曲コンピ。全20曲中聴いたことがあるのは湯原昌幸、加橋かつみ、かまやつひろし、寺尾聡くらいであとは初聴き。洋楽ポップスと歌謡曲の間で、それぞれが落ち着き所を探ってる感じの楽曲…

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Fake Songs / Liam Lynch 03年。いろんなタイプの曲を矢継ぎ早に全20曲36分。ポール・マッカートニーに直接作曲の手ほどきを受けたっていう経歴から、凝ったメロディを聞かせる曲が多いかと思ったけど、意外にストレートでシンプルな作風で、むしろガレージ…

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Stop, Look & Listen / Mario Castro-Neves Celeste再発盤。サンバ・ベースのクロスオーヴァー・サウンドに乗って甘い女声ツイン・ヴォーカルで歌われるメロウMOR。ライブラリー音源らしいけど、あんまりそういう風に聞こえない普通に歌物ポップス。曲の途中…

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Tell Him - The Decca Years / Billie Davis UKの一人GSならぬ一人ビート・ポップなガール・シンガーのSpectrum編集盤。レイト60'sのスウィンギン・ロンドンの空気が詰まったヒップでキュートな楽曲群。ルイ・ジョーダンもラヴィン・スプーンフルもジェスロ…

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Let There Be Pop -Christopher Just Remixes 1995-2003 "I'm Just A Disco Dancer"や"Glamour Girl / Chicks On The Speed"でポップス心をくすぐってくれたChristopher Justのリミックス仕事集。リミックスなんで当然あの美メロは聞けないんだけど、エレポ…

Musical Baton

このところ突然あちこちで目にするようになったミュージカル・バトンをid:backbeatさんから回していただきました。ありがとうございます。 Total volume of music files on my computer (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)5.5G。CDからはほとんど…

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DRAWING / 大貫妙子 小林武史がアレンジを担当した92年盤。アコースティックとエレポップが微妙に入り混じった80年代っぽい音作り。テレビなんかで時々耳にするシングル曲にあまり惹かれなかったせいもあって、90年代以降のアルバムは全然聞いてなかったんだ…

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Full Circle / Forest 70年2nd。93年に出た「伊藤正則コレクション」というブリティッシュ・ロック再発シリーズの1枚(解説は深民淳)。アシッドとファンタジーが入り混じったブリティッシュ・フォークで、さりげなく凝った展開やアレンジのイイ曲が多い。ブ…

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The Best Of / Sam The Sham And The Pharaohs "Wooly Bully"が有名なコスプレ系ビート・バンドの65年から67年までの音源集。ロックンロールとガレージの中間のようなフラット・ロックが次から次に。"Wooly Bully"なリズムの曲がさすがに多いんだけど、結構…

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Gourmandies / Alizee 00年。80年代のエレポップ掛かったフレンチ歌謡そのままの音と曲。1曲目のタイトルが"わたし・・・ロリータ"なんだけど、声はあんまりロリじゃない。全体にいまいちキラーなメロディが不足してる感じ。アンニュイな王道エレ・フレンチ"…

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This Old Man / Bruce Haack 75年。エレクトリカル・パレード的なホンワカ・ムードとスーサイドなパンク感が同居した電子ロック集。やたら性急なリズムとノイジーなシンセがカッコイイ"This Old Man"と"Bods"(さらにチェンバロ入り)が続く冒頭2曲が最高。…

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Be / Common ウッドベースと電子音の絡みが絶妙な1曲目を試聴機で聞いてヤラれた。さりげない緊張感がたまらない。けどそれはすぐに終わってしまって、あとは耳ざわりの良いR&B寄りヒップホップが続いて、1曲目で抱いたイメージと微妙にズレを感じるけど、ジ…

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The History Of The Jams a.k.a. The Timelords KLFの人たちの初期の活動記録*1。80年代後半ならではのザックリとしたヒップ・ハウス。エディットされた"愛こそすべて"から「キック・アウタ・ジャ〜ムズ!(byMC5)」の掛け声と共にヒップホップ・ビートにな…

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日本映画 黄金時代 ヴォーカル編 キングの「黄金時代」シリーズの1枚で、「男はつらいよ」から東映特撮モノまで、50〜60年代の映画絡みの歌をコンパイルした編集盤。美空ひばりの全集でも映画絡みの曲は飛びぬけてキャッチーだったけど、このCDの曲もハイブ…

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Morning / 小坂忠 77年のアルバム。ティン・パン・アレイ一派がたくさん参加してるんで、「HORO」の延長線上の音だろうと予想してたけど、洗練度が遥かにアップ。ひたすらメロウで美メロ、それでいて妙に重心低くグルーヴがうねる、特に1〜5曲目までの流れが…

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悲しみのアリア / 石田ゆり 71年のアルバムのVIVID再発。70年代初頭らしい地味なマイナー歌謡が多いけど、爽やかなハイトーン・ヴォイスのせいか、清純な雰囲気が全体を覆っててて、声に癒される感じ。メリー・ホプキンの"悲しき天使"や由紀さおりの"手紙"な…

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Lounge Legends - Sammy Davis Jr. ユニヴァーサルの「ラウンジ・レジェンズ」の1枚として出た72〜76年音源ベスト。流麗なMORをメインに、ゴージャスなショービズ系ポップスからディスコ・ファンク路線まで幅広い音楽性。これまで"Candy Man"(ハッピーな名…

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The Sexual life Of The Savages - Undeuground Post-Punk From Sao Paulo, Brazil SOUL JAZZの新作コンピ。ブラジルのポスト・パンク集。先日のサイケ・コンピ同様、こちらもブラジル色は皆無で、英米モノとあまり変わらない実にニューウェイヴィーな音で、…

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Outras Palavras / Caetano Veloso 81年。メランコリックなサンバからレゲエ、AORと多彩な音楽性を展開しつつも、全体の印象は穏やかな耳触りのサンバ歌謡アルバムという感じ。どの曲も聞けば聞くほど不思議なリズム感覚とメロディ。これで歌詞がストレート…

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7 / Con Funk Shun 81年。ディスコ・テイストのライト・ファンクとAOR寄りのスロー・ナンバー、そして個人的にオールタイム・フェイバリットな傑作AORソウル"California 1"で構成されたアルバム。ヴォコーダー使用の美メロ・ディスコ"Bad Lady"に、薄い音色…

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Love Vibes / 福富幸宏 91年。クロスオーヴァーっぽいスムース・ハウスで始まり、地味ながら結構多彩な展開。思ったより時代を感じさせなくて、ハウスってあまり古びないのかなあと思ったり。アシッド・テイストの"Speed"やシンセの音色が気持ち良いアッパー…