今日聴いたもの

GS卒業生紳士録 - AFTER THE G.S. RUSH
タイトル通りGS出身者の70年代楽曲コンピ。全20曲中聴いたことがあるのは湯原昌幸加橋かつみかまやつひろし、寺尾聡くらいであとは初聴き。洋楽ポップスと歌謡曲の間で、それぞれが落ち着き所を探ってる感じの楽曲が並んでるけど、とんでもない所に着地してるという意味で最もインパクトを感じたのは"新盛り場ブルース / 里美洋と一番星"。
"君が居た白い部屋 / 瀬川洋"(サニーデイっぽい疾走ニューロック歌謡)
"一人 / 井上堯之"(ブルージーなピアノSSW風)
"L.A.ララバイ / 鈴木義之"(モダンポップ的なMOR歌謡)
"センチメンタル急行 / ローズマリー"(叙情派ニューミュージックが混じったディスコ歌謡)
"新盛り場ブルース / 里美洋と一番星"(ニューロック・ミーツ・ムード歌謡な怪作)
タピエス・ビューティフル / いまさらイスラエル
85年作品のOZ DISC再発盤。ギター・ロックとテクノポップの中間のようなスカスカなサウンドに頼りない女性ヴォーカルで歌われる不思議系ニューウェイブ・ポップス。アイドル歌謡っぽい佇まいもあって時々ポータブルロックみたい。オールディーズっぽいガーリー・ポップ"ミントチョコレート"、ノイジーなギターとドラムン風リズムがカッコイイ"夏の日の少年の唄"、ちょっとGS風のポストパンク"セコンド・ソート"あたりがお気に入り。