2004-08-01から1ヶ月間の記事一覧

今日聴いたもの

The Best Of Apo Hiking Society 82年。フィリピンの男性3人組。フォーク・ロック、ジャズ、AORなんかがないまぜになった70's MORな音で、時にはレターメンばりの美麗コーラスを披露。なんとなくバリー・マニロウに通じる音楽性で、切ないメロディを持ったな…

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Storm At Sunup / Gino Vannelli 75年。ジャズ・ロック的なクロスオーヴァー・サウンドにメロウなメロディを乗せる孤高のプログレッシヴAOR。ひたすらスウィートな歌メロと沈み込むようなシンセの深海サウンド、そして時折爆発する疾走アレンジのギャップが…

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Sunlight / Herbie Hancock 78年。ヴォコーダー・ヴォイスで歌ってた頃のアルバム。アープやムーグを駆使したメロウなクロスオーヴァー・サウンドとヴォコーダーによるソウル・コーラス風ハーモニーの微妙なミスマッチがポップで楽しい異色AOR。"I Thought I…

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時代は僕らに雨を降らしてる / 長渕剛 86年。アルバムを聴くのははじめて。吉田拓郎の影響大なフォーク系ニュー・ミュージックだけど、基本的にかなりキャッチーなメロディ作りの才の持ってる人みたい。ただ、あまりにストレートな歌詞がちょっと退屈で、"グ…

今日聴いたもの

Davy's Ride / Davy D 87年。デフ・ジャム・レーベルのヒップホップ・アクト。レイト80's的なアジテーションっぽいラップはやや単調だけど、ハードなスネアのアタックとオーケストラ・ヒットを多用したサウンドにスクラッチがシャープに切り込むメリハリの利…

今日聴いたもの

守谷香ベスト 「アイドル・ミラクルバイブル・ベスト」シリーズ。キュートでかつ芯のあるイイ声の持ち主で、色々なタイプの曲を危なげなく聞かせるなかなかのアイドル・ポップ逸材。いろいろ遊んだら面白い素材だと思うんだけど、似たような清純アイドル・ポ…

今日聴いたもの

ピエロ / 瀬川洋 72年。ダイナマイツのヴォーカルのソロ・アルバムは、カントリー色濃い演奏に乗って人懐っこいメロディが歌われる田舎ロック盤。だけどやっぱり"長い夜""花咲け!!じいさん"みたいなリズム&ブルースっぽいリズムの曲の方が似合ってる気がする…

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Louden Up Now / !!! 陰鬱系ニューウェイブ・リバイバルな音なんだけど、ここまでひたすら気持良いダンス・ロックはマンチェ以来かも。単調で催眠的なリズムに乗っかるニューウェイヴな小技を散りばめた芸の細かいアレンジが最高。"Dear Can"なんていうタイ…

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Jamaican Recordings Dub Sampler Vol.2 UKのダブ専再発レーベルのサンプラーCD。ヘヴィーなドラムとベースにキャッチーなホーンやピアノ、鋭角的で派手なエフェクトと、個人的にはかなり理想的な作りのダブが14曲。このレーベルは全部買い漁りたい。"Take 5…

今日読んだもの

片想い / 東野圭吾 「性同一性障害」についてかなりリアルな知識を得ることができる小説。勉強になります。しかしSMAPの"夜空のムコウ"をこの人が小説にするとこうなるのか。あの曲が持つほろ苦いノスタルジーをベースに、先の読めない技巧に満ちたミステリ…

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Some Feeling / 安田南 77年。70年代後半の東海岸っぽいメロウな音に乗って個性的なハイトーン・ヴォイスで歌われるユニークな楽曲群。洗練された演奏と無手勝流な歌とのギャップが面白い。全曲のアレンジは松岡直也で作曲は林光とタケカワユキヒデ。"旅は道…

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ちょんまげ天国 in DEEP 70〜97年の時代劇主題歌のコンピCD。ディミトリ・ティオムキンやモリコーネなんかのウエスタン映画サントラの影が見え隠れする70年代半ばくらいまでの曲はどれも独特の味わいがあって良い。特に中盤のオープニング・テーマ3連発は燃…

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Wild Suspense / Wailing Souls 79年のアイランド盤にダブ・ヴァージョン集を追加した再発CD。レヴォルーショナリーズのシャープな演奏をバックにソウル・コーラス風のハーモニーを聞かせるルーツ・コーラス盤。どんなに演奏が格好良くても、どこかで聞いた…

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Haha Sound / Broadcast 03年。60'sポップ風なメロディに4AD的な耽美でノイジーなサウンド。アドヴェンチャー・イン・ステレオやヒズ・ネーム・イズ・アライヴの1stなんかを思い出した。ヴィンテージなオルガンの音色や淡々とした女性ヴォーカルの佇まいはス…

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あなたにめぐり逢えて… / 倉田まり子 79年。ニューミュージックのちょっと手前という感じの歌謡ポップス。この人のキリッとした歌声は割と好きなんで、普通の曲でも結構聞けてしまうんだけど、やはり"HOW! ワンダフル"が突出して良い。改めて聴くと"モンキー…

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MEET / 福冨英明 96年。基本的にはジャケのイメージ通りのソウルっぽいシティ・ポップスなんだけど、いくつかの曲で聴ける華麗なバカラッキッシュ・メロディが最高。ストリングスやホーンをシンセで代用してるためにチープな印象を受けてしまうのが惜しいけ…

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Bop Cats / クラック・ザ・マリアン 90年。ビート・パンクとロカビリー/ロックンロールの二本立てな音楽性。ラモーンズ風のポップなロックンロール"Be A Good Boy"、正統派ロカ路線"マンホールのスーパースター"、ホラー・ノヴェルティ風"This Is Monster R&…

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ジャラン・ジャラン / ミカ 94年。サディスティック・ミカ・バンドのミカのソロ・アルバム。全曲が本人の作詞作曲で60年代サイケやグラムの香り漂うポップ・ロック集。声はバンド時代とあまり変わってない感じ。ファンキーなフォークロック"Tea Break"やグラ…

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Abbiamo Tutti I Suoi Problemi / Picchio Dal Pozzo 80年2nd。相変わらずユーモラスなイラスト・ジャケだけど、内容はメロウな感触があった前作に比べると硬派な現代音楽寄りの変拍子ジャズ・ロック。整然としたジャズ・ロックにフリーキーなギターやフリュ…

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涼宮ハルヒの消失 / 谷川流 学園SF。こういうアイデア・ストーリーは大好き。シリーズ物は一気に読むより間隔を空けて一冊ずつ読んだ方が良いのかな。

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Blur / Blur 97年。昔聴いた何枚かのアルバムがピンと来なかったんでこれは全くノーマークだったんだけど、ポップでラウドな90'sパワーポップの名盤でビックリ。冒頭の"Beetlebum""Song 2"でグッと引き込まれる。どの曲もメロディが印象的だし曲調も多彩。ノ…

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神は沈黙せず / 山本弘 これまで読んできた「ベストSF2003国内編」エントリー作品のなかでは個人的にはダントツにベストの読み応え。「神様のパズル」に通じるテーマだけど、文章が科学素人にも分かりやすくて、おかげでサプライズ・エンディングを思い切り…

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A Promise / Xiu Xiu アメリカの宅録ユニットのエクスペリメンタル・フォーク盤。メランコリックな歌と過剰なスカム/ジャンク・テイストが同居した音楽性で、結構シューゲイザーっぽい曲が多い。メチャクチャ凄い曲や美メロ曲がある訳でははないんだけけど最…

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撲殺天使ドクロちゃん?〜? / おかゆまさき 今週読んでたもの。マンガを読んでるような感覚のギャグ小説で、こんな小説はこれまで読んだことがなかったので最初はかなりインパクトがあった。ただ慣れてくるとだんだん退屈になってきたので、シリーズものは1…

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Picchio Dal Pozzo / Picchio Dal Pozzo 76年イタリアン・ロック。エレピやホーンの音色やシロフォン使いなどカンタベリー色が濃厚な黄昏ジャズ・ロック。ただ、どの曲にも耳に残るキャッチーなフレーズがあってすごくクオリティが高いのと、独特なヴォーカ…

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ゴールデン・ベスト 雪村いづみ '70S&'80s シングル曲を集めたDisc1とアルバム曲やミュージカル曲等を集めたDisc2の2枚組。シングル曲はちょっと大げさなシャンソン調や芸術祭参加系の楽曲が多くて、70年代初期のグルーヴ感のある演奏なんかは凄くカッコイイ…

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Country Life / Sandra Cross マッド・プロフェッサーが手掛けたUKラヴァーズ定番。ひたすらスウィートで心地良いサウンドにソウルっぽいメロディという典型的な音楽性で、それだけだと気持ち良く聞き流してしまうんだけど、メロディがグッと来る"I Hope"に"…

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Word Of Mouth / Jaco Pastorius 映画音楽みたいなストリングスやビッグ・バンドを従え、コンポジションに凝った81年2nd。随所にエキゾ趣味が散りばめられ時々ブラジル風味も顔を覗かせるジャンル横断的な快作。とにかく冒頭"Crisis"のシンセのシーケンス・…

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吉沢京子 ベスト My これ!クション・シリーズ。7枚のシングルAB面曲プラスアルバム曲という構成。ひたすら清純な歌詞のヤング歌謡で、音楽性はカレージフォーク、GS寄りのマイナー青春歌謡といった感じ。あんまり上手くはないんだけど肩に力の入らない優し…

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The Blue Series Sampler The Shape Of Jazz To Come 03年。Thirsty Earのブルー・シリーズからセレクトされたサンプラー盤。ジャズ・コンボがクラブ系トラックを導入したタイプの曲とニッテッィング・ファクトリー系かプログレ寄りのジャズ演奏が半々くらい…