今日聴いたもの

守谷香ベスト
「アイドル・ミラクルバイブル・ベスト」シリーズ。キュートでかつ芯のあるイイ声の持ち主で、色々なタイプの曲を危なげなく聞かせるなかなかのアイドル・ポップ逸材。いろいろ遊んだら面白い素材だと思うんだけど、似たような清純アイドル・ポップスが多いのが勿体無い。それでも筒美京平が手掛けた最初の2枚のシングルは"卒業"や"初戀"あたりの初期斎藤由貴の楽曲に魅了されたポップス・ファンにはたまらない甘酸っぱい学園ポップ。特に"予告編"は以前ウルトラ・ベスト・トラックスで聞いたときは印象が薄かったんだけど、久々に聞いいたらかなり良かった。87〜89年に発表された全シングル曲を収録。
"予告編"(筒美京平。"卒業"に通じるキメ細かいメロディ展開が最高)
"あの空は夏の中"(筒美京平
"マジカルBoy マジカルHeart"(池毅。シャッフル・ビートのロック歌謡。ヴォーカルとのギャップが素晴らしい)
"野ばらの肖像"(南部昌江。来生たかおっぽい柔かいメロディのボッサ歌謡)
"そばにいてほしい"(北里浩。子供コーラス入り。イイ曲)
The Cactus Album / 3rd Bass
白人ヒップ・ホップ・グループの88年1st。どうしてもビースティ・ボーイズを想起してしまう場面が多々あるのは事実だけど、ヒップホップがこぞって「クール」を志向する以前のひたすら騒々しいトラック・メイクが新鮮。アルバム1枚聞きとおすとちょっと疲れるけど。
"Oval Office"(派手なサンプリングが賑やかなアップ・ナンバー)
"Triple Stage Darkness"(切れ味鋭いスクラッチ
"The Cactus"(ヒップホップには珍しいベースライン)
"Brooklyn Queen"("Got Be Real"や"Best Of My Life"使用のパーティ・ラップ)