2004-03-01から1ヶ月間の記事一覧

今日聴いたもの

Lord Willin' / Clipse 02年。先鋭的になり過ぎない、ちょっと斬新なアイデアで一ひねりしたハイセンスなヒップ・ホップ。プロデュースはネプチューンズ。"Grindin'"(シンプル過ぎてかえってインパクトのある曲)"Ma, I Don't Love Her"(フェイス・エヴァ…

今日聴いたもの

Ticket To Ride / Gwen Guthrie 82年の1stから2曲、83年の2ndから5曲、新曲1曲の全8曲入りベスト。曲数が少ないのが不満だけど、スライ&ロビーがリズム隊のコンパス・ポイント産ダンス・ミュージックが堪能できる好盤。とにかく気持ち良い。"It Should Have …

今日聴いたもの

バロー・ギャングBC オリジナル・サウンド・トラック シブがき隊主演映画のサウンド・トラックで、"DJ イン・マイ・ライフ"など劇中に流れる84・85年の洋楽ヒット曲を10曲収録。とりあえずローマン・ホリディの音楽性の激変ぶりが驚き。"New Orleans / Joan …

今日読んだもの

とんち探偵一休さん 謎解き道中 / 鯨統一郎 初期の作品中では「金閣寺に密室」が一番取っ付きにくい気がしたんで、このシリーズ第2弾も読むのを先延ばしにしてしまってたけど、最近ノベルズでたて続けに出た連作作品群より、オヤジ・ギャグっぽいおふざけが…

今日聴いたもの

Fly Or Die / N.E.R.D 新作。メチャクチャ気持ち良いブラック・ロック・アルバム。最初は中盤の"She Want To Move""Breakout""Wonderfull Place"と続く流れがに惹かれたけど何回か聴いてるうちにジミヘンぽいギターを配したハードロック曲も含めて全曲気に入…

今日聴いたもの

Man-Child / Herbie Hancock 75年。「ヘッドハンターズ」路線の変拍子ジャズ・ファンク盤。マイルスっぽいジャケの雰囲気そのままの粘っこいリズムが気持ち悪くて気持ち良い1枚。"Hang Up Your Hang Ups"(ズバ抜けた一曲。メンバーが一丸となって奏でるリフ…

CD

レンタル落ちをいくつか。3枚100円のやつばっかり買ったからか2001年の盤に集中。 花火 / Capsule 01年。目当てはカップリングの"一つ二つ三つ"という曲。最近の音楽性に近いガーリー・エレポップ。 アキストゼネコ / アキストゼニコ! 01年。オリエンタルな…

今日聴いたもの

今日の我れに明日は勝つ 美空ひばり大全集17 昭和34・35年のシングルAB面曲集。この盤もやはり米山正夫が素晴らしい。曲想に関係なくラテン・リズムの使用が目立つけど、そういう時代だったのかな。"云わぬが花"(米山正夫。押さえたラテン・リズムにユーモ…

レコード

一風堂、井上忠夫/井上大輔など。 ムーンライト・マジック / 一風堂 82年。オリエンタルなメロディにヴェンチャーズっぽいギターをフィーチャーしたテクノ・ポップ。こういうのは大好き。 アフリカン・ナイツ / 一風堂 83年。スティーヴ・ジャンセンが参加し…

今日聴いたもの

Sound System Today's Top Hits K-TEL編集のコンピ。ストレイ・キャッツで始まり38スペシャルで終る、レア曲は一切なしの直球なヒット曲集'83。今聴くと80年代後半の歌謡曲のエッセンスが詰まってる気もする。Quaterflashは案の定"Nightshift"とは全然違う音…

今日聴いたもの

Outlaw Superman / Kim Fowley 60年代から70年代初めにかけてキム・フォーリーが関わった作品を集めた編集盤。とりあえず、冒頭に置かれた、コラージュ風にいろんなスタイルの楽曲を切り貼りしたロックンロール・オペラがインパクト大。中盤にまとめて収録さ…

今日聴いたもの

wishes / 安倍麻美 全体に80年代のアイドル歌謡を現代のR&Bテイストでヴァージョン・アップしたような印象を受ける楽曲が並ぶアルバム。とにかく"Our Song"が圧倒的。久し振りに筒美京平作品で感激した。"理由(Album Version)"(80年代っぽいレトロなRebel…

今日観たもの

マイク・ザ・ウィザード 89年。監督・脚本・編集・主演、マイク・ジトロフ。SFXマニアのマイクが悪いプロデューサーに邪魔され、悪戦苦闘しながら作品を完成させるというストーリーのドタバタ・コメディ。80年代の映画にしては珍しくダレ場のない引き締まっ…

今日聴いたもの

The Rotating Assembly / Natural Aspirations セオ・パリッシュ新作。デトロイト産マシーン・ソウルの傑作がまたひとつ。今回は生音の比重が増えてジャズっぽさが増した感じだけど、当然ありがちなクロスオーヴァーにはならず果敢な実験精神があちこちに顔…

今日読んだもの

姫百合たちの放課後 / 森奈津子 「西城秀樹のおかげです」以来の短編集。冒頭に置かれた吉屋信子タッチの百合コメディ「姫百合たちの放課後」「姫百合日記」の2編に爆笑。大半を占めるハードコア・ポルノ=コメディ作品も、もちろんどれも最高。

今日聴いたもの

Spring Fever / Rick Derringer 傑作「All American Boy」に続く75年2nd。ポップな米国ハード・ロック・アルバム。前作に比べるとちょっと地味だけど、こちらもなかなかバラエティに富んでて楽しい。"Tomorrow"(産業ロックを先取りしたようなポップなハード…

今日聴いたもの

Greensleeves Rhythm Album #44 "Good To Go" グリーンスリーヴスのワン・ウェイ・シリーズに手を出すのは初めてなんだけど、やはりコアなレゲエ・マニアじゃない自分のようなポップス・ファンには敷居が高いなあ。エレファント・マンの"Bun Down Dat"で使用…

今日聴いたもの

They Don't Know / So Solid Crew 01年のUKガラージ盤。一聴した感じは、この前聴いたミッシー・エリオットやティンバランドとかのUS産R&Bを翻案しただけにも聞こえるけど、よく聴くと色々なクラブ音楽が貪欲に取り込まれてるのが分かる闇鍋風な音。それでい…

今日聴いたもの

無造作に愛しなさい。 / 濱田理恵 89年。スラップ・ハッピーやケイト・ブッシュあたりを思わせる複雑系フィメール・ポップにムーンライダーズっぽいアレンジが時々加わるという感じ。全体に漂う80年代のミディ・レーベルっぽい雰囲気は好きなんだけど、アレ…

今日聴いたもの

MOBO倶楽部 / 渡辺香津美 84年。橋本一子、村上秀一、仙波清彦といったメンツを従えた硬質ジャズ・ロック。このユーモアと越境感覚はレコメン系に通じるかも。"危険がいっぱい"(80'sクリムゾンっぽいメカニカル・ギターが格好良い)"強制接吻"(変拍子が気…

今日聴いたもの

Under Construction / Missy Elliott 02年4th。97年の1stがあまりピンとこなかったんで、それ以来この人の音楽を聴かずに今日まで来たんだけど、アルバムを重ねる毎に先鋭的なサウンドクリエイターとしての確固たる地位を築いて行き、いつの間にかほとんど誰…

今日読んだもの

母の発達 / 笙野頼子 妄想ワタクシ小説?母性云々というテーマ性より、笑えない駄洒落やオチのない小噺の暴力的な奔流に圧倒される。執拗に記述される三重県人の県民性の分析が興味深かった。あと最後の方に出てくる妙にマニアックな音楽ネタがポップス・フ…

今日聴いたもの

Macho / Gabor Szabo 75年。CTIってCreed Taylor Inc.の略なんだとジャケットの背表紙を見て気付いた。impulse盤などで聴けた一種呪術的なムードの楽曲は控えめに、レーベル・カラーに沿ったイージーリスニング風のフュージョンが中心だけど、独特の糸を引く…

今日聴いたもの

New And Old Gospel / Jackie McLean 67年。Blue Note。オーネット・コールマンとの2管クインテット。マクリーンとコールマンのフリーキーなアドリブと端正なピアノとの対比が面白い異形のハードバップ組曲"Lifeline"が最高。 They Were Wrong, So We Drowne…

今日聴いたもの

今日の我れに明日は勝つ 美空ひばり大全集16 昭和34年のシングルAB面曲集。15集と同様に洋楽色の強い曲が多い。特に米山正夫の絶妙な和洋折衷センスが光る1枚。"娘の中の娘"(米山正夫。スウィンギーなジャズ歌謡)"君が心の片隅に"(米山正夫。淡谷のり子風…

今日聴いたもの

C'est Chic / Chic 78年2nd。さすがにアルバムはバラエティに富んだ作り。なのでベスト盤で聴いたときはワンパターンに思えたヒット曲も引き立って聞える。"I Want Your Love"(シングル・カット曲ではこれが一番好き)"Sometimes You Win"(夢見るようなニ…

今日聴いたもの

Naughty By Nature 91年1st。ニュースクール名盤。クールなベース・ラインのループにピアノのフレーズが絡む"O.P.P."路線のトラックが格好良い。"O.P.P.""Ghetto Bastard"(ボニー・M版"No Woman,No Cry"使いが最高)"Pin the Tail on the Donkey ""Rhyme'll…

今日聴いたもの

hullo hulloa / 高野寛 88年。アルバムを聴くのは初めて。どの曲も出だしのメロディが良いんで、すごく期待させられるんだけど、その割にはサビがあんまり面白くなくて、気がついたら終ってしまっている曲が多い。曲想に大胆な飛躍がないというか。ただ、改…

今日聴いたもの

TAKE A CHANCE / 日詰昭一郎 89年。"ああ異常"で聞かせた不思議なユーモア感覚は影を潜め、まっとうなシティ・ポップスを真面目に展開。多分そのせいで歌の拙さが目立ってしまってる。 Satyricon / Meat Beat Manifesto 92年。「99%」の延長線上にある音だけ…

今日聴いたもの

On The Beach / Neil Young 74年7th。「Time Fades Away」と「Tonight's the Night」の間に発表されたアルバム。まあ悪くはないだろうけど、そこそこな内容なんだろうと思って敢えて手に入れようという気にならなかったんだけど、これは名盤。全編、緊張感み…