今日聴いたもの

Bop Cats / クラック・ザ・マリアン
90年。ビート・パンクとロカビリー/ロックンロールの二本立てな音楽性。ラモーンズ風のポップなロックンロール"Be A Good Boy"、正統派ロカ路線"マンホールのスーパースター"、ホラー・ノヴェルティ風"This Is Monster R&R"、遊び心満点奈なアレンジが最高な"ガラクタ GARAGE MUSIC(In The Mood)"あたりがイイ感じ。ただ全体にジョニー・ロットンワナビーなヴォーカルが一本調子でちょっと平板な印象を受けてしまう。いくつかの曲で沖山優司がプロデュース参加。
Mr. Hands / Herbie Hancock
80年。意外なくらいフツーなポップ・フュージョンで固められた1枚。トニー・ウィリアムスロン・カーターが繰り出す躍動4ビートにスティール・パン(シンセ?)やサンバ・ホイッスルが絡む"Calypso"や複雑に展開するスピーディ−・ファンク"Shiftless Shuffle"が割と面白い。ジャコ・パストリアスが参加の"4 AM"はベースの存在感はスゴイけど曲は今一つ。
Too Hot To Handle / Heatwave
77年。前半に以前聴いたベスト・アルバムに収録されてたヒット曲が固まってるけど、後半の楽曲群もロッド・テンパートンの作曲センスが光るメロウな良い曲揃い。"Boogie Night"のイントロとアウトロで聴けたジャズ・アレンジが同様のファンク・ナンバー"Super Soul Sister"では曲の途中に登場してニヤリ。
"All Your Do Is Dial"(ファルセット・ヴォーカルが切ないボッサ・ソウル)
"Lay It On Me"(これもファルセット。ミディアム・メロウ・グルーヴ)
"Sho'nuff Must Be Luv"(エレピがメロウにゆらめくスロー・ジャム)