今日聴いたもの

Tell Him - The Decca Years / Billie Davis
UKの一人GSならぬ一人ビート・ポップなガール・シンガーのSpectrum編集盤。レイト60'sのスウィンギン・ロンドンの空気が詰まったヒップでキュートな楽曲群。ルイ・ジョーダンもラヴィン・スプーンフルジェスロ・タルもみんな絵に描いたようなUKガールポップになってしまってて楽しい。どの曲もベースラインが格好良い。
"Nobody's Home To Go Home To"(グルーヴ感のあるベース・ラインにメランコリックなメロディ)
"Wasn't It You"(フレンチ・ポップっぽいガーリー・ビート。ゴフィン=キング)
"Living In The Past"(ジェスロ・タル。ちょっとリズムが変則的だけどやっぱりガールポップ
"Make The Feeling Go Away"(疾走ボ・ディドリー・ビート)
"Suffer"(強引なメロディ展開が好み)
"I'll Come Home"(スパイダーズみたいなメロディが耳に残る哀愁ポップス)
光るココロ↑ / HAYDON
セレクト交換でショック太郎さんに教えていただいたグループ。ピアノSSW系ポップスをダイナミックなバンド演奏がバックアップしてる感じの音楽性で、ポップなんだけど屈折した楽曲とか、さわやかだけど独特のアクのあるヴォーカルなどから、高野寛や詩人の血をちょっと連想。ミナスなムードも感じる"恋はメッセージのように"、KANの"Fairy Tale"を思い出した"となりのワンダーガール"、サンシャインなハーモニー・ポップ"GOOD FRIENDS"など名曲が多いけど、セレクトで聞いた"Give me a girl"がやっぱり最高。メロウでノスタルジックなポップソングとポエトリー・リーディングが絶妙なタイミングで切り替わるユニークな曲。今の楽曲クオリティでこの曲とかインストの"Crazy Horse"みたいなモンドなセンスをもっと前面に出してくれたらいいなあ。