今日聴いたもの

Lounge Legends - Sammy Davis Jr.
ユニヴァーサルの「ラウンジ・レジェンズ」の1枚として出た72〜76年音源ベスト。流麗なMORをメインに、ゴージャスなショービズ系ポップスからディスコ・ファンク路線まで幅広い音楽性。これまで"Candy Man"(ハッピーな名曲!)くらいしか知らなくて、この人の歌をちゃんと聞くのは初めてなんだけど、結構トム・ジョーンズに通じる気もする、ふくよかな低音ヴォイスの魅力。
"Chico And The Man"(トム・ジョーンズ系。甘くパワフルなホセ・フェリシアーノ・カヴァー)
"We'll Make It This Time"(余裕綽々なディスコ・ナンバー)
"Ginger Bread Man"("Candy Man"路線の跳ねるリズムが気持ち良いテクニカラー・ポップ)
"John Shaft"(ずいぶん漂白された"シャフト"だけど、金属的なギターの音色に妙に惹かれる)
"It's A Musical World"(バカラックっぽい洒落た曲)
"The People Tree"(TV番組の主題歌風ハッピーソング。明るくて切ないメロディ)
"You Can Count On Me (Theme From Hawaii Five-O)"(パワフルなショービズ・グルーヴ)
Shame Shame / The Magic Lanterns
67〜71年音源ベスト。バブルガム的な陽性ロックとユーロビジョン系哀愁ナンバーを中心とした勢いいっぱいのサウンドがまぶしい1枚。リー・ヘイゼルウッドジョン・カーターほか多数の職業作家の手になる職人的な楽曲群も充実の英国MOR。
"Melt All Your Troubles Away"(スライド・ギターがいいアクセントになってるバブルガム・ポップ)
"Sad Thing"(ユーロビジョン系疾走哀愁ポップ)
"Whe The Music Stops"(劇的なアレンジと泣かせるメロディが最高)
"Impressions Of Linda"(フォークロックっぽさもあるサンシャイン・ポップ)
"You Ring A Bell"(フォー・シーズンズをソフトにしたようなハーモニー・ポップ)