今日聴いたもの

Tone Tantrum / Gene Harris
77年。スリーサウンズのピアノ奏者がブルーノートLA時代に残した1枚。オリジナルより開放的な仕上がりの"As"はギターの歯切れの良いカッティングがメチャクチャ気持ちイイ。一転してメロウなギターの快適テンポのソウル・ナンバー"If You Can't Find Love Let Love Find You"と続く冒頭2曲で、これは完全なソウル・アルバムなのかと思ったら、3曲目以降は爽快でメロウなイージークロスオーヴァーに。ラストのアンビエント&メロウな"Cristo Redentor Part 1"と女声コーラスと哀愁トランペットの絡みが切ない"Cristo Redentor Part 2"が好き。
Fancy Dancer / Bobbi Humphrey
75年。フルート奏者のリーダー・アルナムで、スカイ・ハイ・プロダクションの、これもブルーノートLA物。こちらは主に男声コーラスをフィーチャーしたラテン・テイストのイージーリスニングクロスオーヴァー。初期のフリー・ソウル・コンピに収録されてた、美メロ・コーラス入りメロウ・グルーヴ"You Make Me Feel So Good"はやはり飛びぬけてイイ曲。ほかにソフトな男声ハーモニーとフルートの絡みがタイトル通りに甘い空間を作り出す"Sweeter Than Sugar"、キュートな語り入り"Please Set Me At Ease"といった終盤のスロー〜ミディアム曲もいい感じ。