今日聴いたもの

A Chave do Sucesso / Orlann Divo
62年1st。オルガン、ヴィブラフォン、フルートといった楽器をフィーチャーしたラウンジーで軽快なジャズ・サンバ演奏に乗って、イイ湯加減のユルい歌声を聞かせるバランソ盤。全体にEd Lincolnのキレのあるオルガンが気持ちイイ。個人的なベストトラックはクールな疾走ジャズ・サンバ"Onde Anda O Meu Amor"と明朗な中にも哀愁が滲むメロディーに惹かれる"Saudade Doi Demais"。Whatmusic.com再発。
Samba Em Paralelo / Orlann Divo
64年3rd。こちらはEd Lincolnに代わってLuiz Ecaが大活躍で、オルガンよりピアノが目立つアレンジ。超急速調サンバ・ジャズの"Selecao De Sambas"に、ヒップなバトゥカーダ・ジャズの"E Samba"と"Beleza Nao Vai Embora"(珍しくシャウト)、ラテン・ジャズっぽい"Beleza Nao Vai Embora"、リズム・チェンジが粋な"Deixa O Vento Levar"など、似たようなテンポのジャズ・サンバが並んでた1stに比べるとかなりバラエティが増して、カラフルな印象。これもWhatmusic.com再発。