今日聴いたもの

Fade To Black / Cookie Crew
英国の女性二人組ラッパーの2nd。ステッツァソニックギャングスター、ブラックシープ等のメンバーがプロデュースに参加した91年産らしいジャジー・ヒップホップ盤。どことなくグラウンド・ビート風だったりアシッド・ジャズ風だったりするのがUKっぽい。
"Secret(Of Success)"
"Fade To Black"(ブラック・シープ。ベース・ラインがクール)
"Mental Maniac"(アシッドなシンセ音が入り疾走ナンバー)
"Going Freestyle"(ループに無音部分を含むアバンギャルドなインスト)
"How Long(Has This Been Going On)"(スクラッチが格好良い。疾走系)
"Watch The Cookies Crumble Them"
"Like Brother Like Sister"(ディスコ・テイストのパーティ・ラップ)
救助完了 / 東京バナナボーイズ
96年。CMソング・クリエイターのユニット。企画物っぽい雰囲気なんで、1曲くらい笑える曲があればいいやと、あまり期待せずに聴いたんだけど、なかなかにハイ・クオリティなポップ・ソング集。1曲の中にいろんな音楽性が同居してるけど、上手くキャッチーなポップスとしてまとめてしまう手腕が絶妙。妙にチープな打ち込みが気になるけど、それはそれで味。
"アーカイテキ・ロマン"(60年代テイストのひねくれポップス)
"シンデレラ・ラプソディ"(ゲイリー・ルイス風にはじまり中近東風に展開)
"アマリリス"(エキゾティックなハーモニー・ポップ)
Down On The Farm / Little Feat
78年8TH。ローウェル・ジョージが在籍した最後のアルバム。とは言えローウェル・ジョージのスライド・ギターは好きなんだけど彼の作る曲はちょっと苦手で、ビル・ペインやパール・バレルの曲をもっぱら聴く。スティーリー・ダンがルーツに走ったような"Perfect Imperfection""Front Page News"あたりはかなりイイ感じ。このバンドのアルバムは長い時間をかけてちょっとずつ聴いてきたきたけど、残すは「Hoy Hoy!」くらいになったな。