今日聴いたもの

今日の我れに明日は勝つ 美空ひばり大全集28
昭和46・47年のシングルAB面曲集。"柔"の系譜に位置する侠演歌路線を着々と歩みつつ、一方では村井邦彦の楽曲を取り入れたりして、歌謡界の流行と折り合いをつけるための試行錯誤をしている感じ。かとう哲也のグルーヴィー演歌路線がやはり良い。
"江戸っ子佐七"(かとう哲也。グルーヴィー演歌路線の名曲)
"ふるさとはいつも"(かとう哲也。フォーク歌謡テイスト)
"女の人生"(かとう哲也。ド演歌なんだけどリズム・アレンジがやたらに格好良い)
"浪曲渡り鳥"(安藤実親。ドラマティックなアレンジの侠演歌)
"ある女の詩"(井上かつお。ラテン・ビートのムード歌謡)
"思い出の鞄"(かとう哲也。洒脱なソフトロック歌謡)