今日聴いたもの

Another Side / Fingers Inc.
ラリー・ハードとロバート・オウエンスが在籍したシカゴ・ハウス・ユニットの88年盤。エレ・ファンク風の1曲目に意表をつかれ、他にもエレクトロやフュージョン、ニューロマなど、ジャンルが確立される前の貪欲な異種交配ぶりがスリリングな楽曲の連続。同時代の他のブラック・ミュージックと比べても相当面白い音を出してると思う。
"Shadows"(フュージョンっぽいエレクトロ・ハウス
"Music Take Me Up"(ソウルフルなヴォーカル入りスーサイドという趣のアシッド・ハウス)
"So Glad"(妖しいエレポップ)
"I'm Strong"(イレギュラーなリズム・アレンジが格好良い)
Transonic 6 The Sound Of Feeling
96年。トランソニック・レコーズのレーベル・コンピ。ラウンジでモンドなブレイクビーツ音楽の数々が時代を偲ばせる感じ。聞き流す分には心地良いけどもうちょっと刺激が欲しいかな。そういうコンセプトのアルバムなのかもしれないけど。
"It's A Shopping World / Hair Stylistics"(破綻したコラージュ。しかしドリーミー)
"Edit The Life / Strange Garden"(シンセがアシッド・ハウスっぽいジャジー・ブレイク・ビーツ)
"Rastafari is goingon 〜Dub Is goingon / Naka Tomizawa"(スペイシーなダブ)