今日聴いたもの

S.F. sound furniture / Capsule
新作。前作までの音楽性を踏襲したレトロ・フューチャー・ポップで、良くも悪くもリスナーの期待を裏切ることのないアルバム。こういうスタンスはそれでそれで潔いかも。"Go Go Fine Day"や"宇宙エレベーター""未来生活"といったアップ・テンポのポップ・ナンバーはやっぱり聴いててワクワクするし。ただ半数を占めるインスト曲はあまり面白くないけど。
MMCD / Sugarhill Downtown Orchetra
04年。シュガーベイブロッテンハッツに通じる甘酢っぱいポップ・センスを持ったスカ/ロックステディ・バンド。収録されてる7曲はかなりバラエティに富んでて、かなり音楽的な引き出しが多そう。アイドルっぽい素朴な女性ヴォーカルも魅力的。次のアルバムも聴いてみたい。
the TIME FIVE time / タイムファイヴ
和製ヴォーカル&インストゥルメンタル・ジャズ・コーラス・グループの83年盤。スタンダード・ナンバーのカヴァー集だけど、コンテンポラリーなアレンジにシンガーズ・アンリミテッド風の精緻なコーラス・ワークが乗るタイプの曲が面白い。
"Misty"
"Here's That Rainy Day"(メロウなボッサAORが間奏で技巧派フュージョンっぽくなるのが新鮮)
"Lullaby Of Birdland"
"Who Can I Turn To"
Street Sounds 20
87年。ダンス系ヒット曲の12インチヴァージョンを集めたコンピ。昔輸入盤屋でよく見かけたような気がする。86・87年に発売された楽曲がほとんどを占めてて、どの曲も激し過ぎないエレクトロ・アレンジに隠し味のラテン・ビートが気持ち良いんだけど、Candidoの79年のSalsoul盤から1曲ぽつんと収録されてるのがロンドン産っぽい。
"Big Fun(Mega Mix) / Gap Band"
"I.O.U.(Ultimate Shakedown Mix)/ Freeze"
"The Champ / Throwdown"(女性の掛け声入りのユルいオルガン・インスト)
Communication / 八神純子
84年。エレクトロなリズム・アレンジのダンサブルな楽曲が並ぶブラコン・テイストのニューミュージック盤。良い曲多数。ヴォーカルもヒット曲を連発していた頃に比べて湿り気がなくなって別人のように硬質な声。
"Imagination"(エレクトロなポップ・ナンバー)
"チーター"
"カシミアのほほえみ"(コーラス・アレンジがキャッチー)
"ジョハナスバーグ"(メロウなレゲエ・ナンバー)
"Believing"(コンサバな楽曲と実験的なリズムアレンジのギャップが印象的)