今日聴いたもの

11のみじかい話 / ハンバートハンバート
'05年。これまでなんとなく聞きそびれていた男女デュオなんだけど、先週末に行ったライブが最高に楽しくて、中でも特に印象の強かったジャパニーズ・トラッドダンサブル曲"からたちの木"と"てまりうた"を収録したこのアルバムをまず購入。ブリティッシュトラッドっぽい曲やアーシーロック風の渋い曲群の合間に置かれている、ほのぼのノスタルジックな"桜の木の下で"や、ほんのりブルージーで洒脱なフォークバラード"明日の朝には"、そして有名な"おなじ話"など、少し70年代の日本のフォーク歌謡っぽい曲が特にお気に入り。
まっくらやみのにらめっこ / ハンバートハンバート
こちらはジャケに惹かれて買った'08年作。いきなり骨太なギターロック調の"バビロン"に意表を突かれ、そのまま静謐フォーキーな"枯れ枝"に、キャンプファイヤーソングっぽい"大宴会"、キャッチーなトラッドフォークロック"荒神さま"、そしてちょっとURCフォーキーな"国語"と、次々にイイ曲が畳み掛けてくる展開。前半余りにもキャラの立った曲が並んでいるせいか、後半がやや地味にも聞こえるものの、こちらもやはり1枚通して聞き込める名盤。