今日聴いたもの

Praise Ye Jah / Sizzla
97年。ナスティーなスモーキー・ヴォイス。歌とMCが入り混じったスタイルで哀愁漂うメロディを歌うダビーなデジタル・ダンスホール・ルーツ。バック・コーラスが秀逸。
"Dema Wonder"(泣きのサックス入り哀愁ルーツ・レゲエ)
"Give Thanks"
Monster / Herbie Hancock
80年。ヴォコーダー・ヴォーカルが独特な味わいを醸し出していた「Feats don't fail me now 」や「Sunlight」と比べると専門ヴォーカリストを擁したこのアルバムはかなり普通のディスコ・ファンク化した印象。間奏でラテン・フュージョンになるアッパー・ディスコ"Saturday Night"(サンタナ、シーラ・エスコヴェードをフィーチャー)やハードロック・ギター入りのエレ・ファンク"Don't Hold It In"などアレンジは結構凝ってるんだけど。ベスト・トラックはエレピ・ソロが印象的なアーバン・メロウ・ソウル"Stars In Your Eyes"
Magic Windows / Herbie Hancock
81年。基本的には前作を踏襲した音楽性で1曲目の"Magic Number"なんかは"Saturday Night"ソックリなんだけど、前作にあったハード・ロック・テイストの曲がなくなって、よりオーソドックスなエレクトロ・ファンク/ディスコを展開してる感じ。エイドリアン・ブリューが参加したエクスペリメンタルなファンク・フュージョン"The Twilight Clone"はちょっと異色だけど。サビがポップなエレ・ファンク"Help Yourself"が良かった。