今日聴いたもの

Miz-Inco./ 135
88年。ニューエイジ/ワールドっぽい大陸エレポップ歌謡。リズム楽器の複雑な絡みやパーカッシヴなギターなど結構格好良いし、丁寧に作られた音楽だと思うけど、自分の嗜好とは残念ながらすれ違ってしまう感じ。
In Tweed We Trust / Thee Headcoats
96年。相変わらず歪みまくりのギターやヴォーカルがムード満点なスカスカ・ガレージ・ロック盤。前に聴いたライブ盤ほどの高揚感はないにしても、この前のめりな勢いはやはり最高。
"Everybody's Wiser Now"(イントロのフィードバックに燃える)
"Fingers In The Sun"(突き刺さるような鋭利なギター・ソロ)
"Going Down"(ホラー風味のガレージ・サイケ)
Over The Rainbow / Virgin Prunes
82年のアルバム「Heresie」に80〜83年の音源をプラスした編集盤。音響ノイズ・コンクレートや呪術ロックを中心にしつつも結構幅広い音楽性なんだけど、どの曲も水準以上のクオリティで、こういう散漫さは理想的。随所に顔を覗かせるユーモア・センスも魅力。名盤。
"Down The Memory Lane"(ふやけたヴォードビル調アシッド・フォーク)
"Jigsawmentallama"(ロッキンなリズム入り音響ノイズ)
"The King Of Junk"(能天気なパーティ・ロックンロール)
"The Happy Dead"(現代音楽調のピアノ・ソロにノイズ・コンクレートをアダプトした大作)
"Rhetoire"(メチャクチャ喧しい呪術ギター・ロック)
"Man On The Corner"(流麗ピアノ入りインダストリアル・ロック)