今日聴いたもの

今日の我れに明日は勝つ 美空ひばり大全集30
昭和50・51年のシングルAB面曲集。三木たかし森田公一といった人たちを起用して、それなりにバラエティに富んだ演歌寄り歌謡ポップス集。船村徹の曲はやはり演歌っぽいけどそれに輪をかけて岡林信康の曲が定型的な演歌なのが面白い。
"夜の雨"(曽根幸明。クールファイヴ風。パヤパヤコーラス入り)
"さくらの唄"(三木たかし。ダークなフォーク歌謡)
"あやとり"(森田公一。解決しない終わり方が面白い怨み唄)
"晩秋平野"(森田公一エレキギターのファンキーなカッティングやアープ・シンセをフィーチャーしたマイナー歌謡)
今日の我れに明日は勝つ 美空ひばり大全集31
昭和52・53年のシングルAB面曲集。上記とほぼ同様の路線。久々のかとう哲也起用に期待したんだけど、あんまり面白い曲じゃなくて残念。。"誘惑的な午後"や"北酒場"なんかを思い出すポップな楽曲に"リンゴ追分"をアダプトした、凝りに凝った構成の"ひとり旅"が突出してる。
"なつかしい場面"(杉本真人。ファンキーなフォーク歌謡)
"ひとり旅〜リンゴ追分 入り〜"(浜圭介/米山正夫。意欲的な居酒屋歌謡)