今日聴いたもの

Mellow Fellow / Fenton Robinson
71年のアルバムにボーナストラックを追加したCharly再発盤。パーソネルを見るとアルバム曲はなんと本人がギターを弾いてない。コレまで聞いた2枚のアルバムとはかなり違うヘヴィーなブルースロックで、時々ジミヘンみたいになったり。何か違うなあ、と思いつつも、ガシャガシャしたアンサンブルで疾走するシャッフル・ナンバー"Don't Start Me To Talkin'"や、やけにアップテンポな"Stormy Monday"、フラワー・ロック的な"Give You Some Air"あたりは結構好き。ボーナス・トラックではメロウに粘る独特のギターを聞かせてくれてて、サンタナっぽい哀愁ナンバー"Mellow Fellow"やちょっとサイケな"Laughing And Crying Blues"、プログレっぽいストリングス入りアコギ・ブルース"I Fell In Love One Time"とかカッコイイ。
Sex,Energy & Star / F.O.E
86年。ハードエッジなエレクトロ・サウンドが当時は苦手で、あんまり聞かなかった盤だけど、今聞くとメチャクチャ気持ちイイ。ハードなリズム・トラックにトッピングされたエキゾティック風味がやはり細野晴臣だなあと、今なら思う。キャッチーなエレポップになったドクター・ジョンのカヴァー"Right Place Wrong Time"と異様に細かくてせわしないリズムが明らかにヘンな"Opera"の2曲が特に最高。