今日聴いたもの

A Banda Tropicalista Do Duprat / Rogerio Duprat
68年。elのイージーリスニング再発シリーズの1枚。タイトルが暗示してるとおり、ブラジルのトロピカリズモの立役者ともいえるアレンジャーだそう。流麗なオーケスレーションや陽気なホーンとガレージなバンド・サウンドが同居してる独特な音世界。カートゥーン・ミュージック的な場面転換が楽しい"Judy In Disguise"とムタンチス的な"Flying""Lady Madonna"のカヴァーがナイス。
ゆふすげびとのうた / 武部行正
72年作品のP-VINEニューロックの夜明け」シリーズ再発。フォークとアメリカの70年代初頭のSSWの中間のような音楽性で独特の鎮静効果がある歌声が魅力的。イイ曲多いけど、ほのかにグルーヴするベースが気持ち良い、ピアノ入りのフォーキー・メロウ・チューン"風景"や"冬支度"が特に好き。あとは1曲目の乾いた感覚のフォーク・ソング"あたたかい水曜日の午後"や、女性コーラスをフィーチャーしたアットホームな"こんないい日は久しぶり"、英国フォーク的な"春の歌"とか。