今日聴いたもの

素敵を探す / 谷理佐

94年。ボサ基調のポップス・アルバムで、楽曲提供は高浪敬太郎、鴨宮諒、長谷川智樹ら良質ポップス職人陣。肩の力の抜けた自然な歌唱が素晴らしくて、この声だけでたいていの曲は名曲になってしまいそう。大貫妙子に通じるヨーロピアン風味もイイ感じ。ムーン・レーベル。
"汗をかいた夏"
"行方"（ヨーロピアン・テイストのイイ曲）
"部屋"（原みゆきなんて名前を思い出すナチュナル・ガールポップ）
"Les Voyages"（フレンチ・ボッサ。ジャンヌ・モロー）
"素敵を探す"（かなり大貫妙子っぽい）

Mark Twang / John Hartford

76年。バンジョーとフィドルを片手に弾き語るブルーグラス・アルバム。こういう音楽はほとんど接点が無かったんだけど、これまで聴いた音楽ではユージン・チャドボーンが一番近い感じかな。ユーモラスな語り口とバカテクな演奏との絶妙な絡みがスリリングで楽しいけどやっぱりバンド編成のアルバムを聴いてみたい。
"The Julia Belle Swain"（スウィンギーなグッドタイム・ミュージック）
"Tryin' To Do Something To Get Your Attention"（かなりノヴェルティ色濃厚。芸が細かい）