今日聴いたもの

The Poet / Bobby Womack
81年。熱唱系の塩辛ヴォーカルがソフィスティケトされたメロウAORサウンドやキャッチーなコーラスとせめぎあってる、微妙なバランスがすごくユニーク。そういう意味で冒頭の3曲がとにかく最高だけども、ギターが気持ち良い終盤のミディアム〜スロー連発もイイ感じ。名盤。
"So Many Sides Of You"(ソウル化したドナルド・フェイゲンって感じ)
"Lay Your Lovin' On Me"(アーバン・メロウ・グルーヴ)
"Secrets"(エレクトロなシンセ入り)
The Poet 2 / Bobby Womack
84年。タイトル通り、基本的に上のアルバムを踏襲した音楽性なんだけど、バックのアレンジのクリスタル度が低くなって、割と普通なソウルっぽい感触に。パティ・ラベルのゴスペル風ヴォーカルが大々的にフィーチャーされてて、時々邪魔に感じる。
"It's Take A Lot Of Strength To Say Goodbye"(メロディが魅力的なAORソウル)
"Tell Me Why"(エレクトロな歌謡ディスコ)
Home Of The Brave / Chris Rainbow
75年1st。ひたすら甘く繊細な歌声で、ボビー・ウーマックの後に聞くとすごいギャップ。随所にブライアン・ウィルソンポール・マッカートニーを思わせるフックが散りばめられたポップソングにAOR的な味付けを施したした、グッと来るメロディでいっぱいのアルバム。
"Tarzana Reseda"(これはブライアンでもマッカートニーでもない爽快ポップチューン)
"On My Way"(ビーチボーイズになりきってるメランコリックなハーモニー・ポップ)
"Is Summer Really Over"(マッカートニー直系のアコースティック・ポップ)