今日聴いたもの

The House Sound Of Chicago Vol.3-Acid Tracks
FFRRの87年編集盤。タイトルに反して、いわゆるアシッドな楽曲はTyreeの"Acid Over"くらいで、あとはエレクトロやハイエナジーっぽいディスコ系歌物が中心の内容。マーチング・ドラムが面白いエレ・ファンク"Baby Wants To Ride / Jammie Principle"や美メロのエレクトロ・ゲイ・ディスコ"Girl U Need A Change Of Mind / Paris"なんかが良かった。他にはフランキー・ナックルズによるビリー・ポールのカヴァー"Only The Strong Survive"、ペット・ショップ・ボーイズがカヴァーしてた"It's All Right / Sterling Void"など。
うたごころ
ヤマハ音源の、多分ボックス物の1枚。高木麻早、小坂恭子、八神純子、浜田良美の楽曲を収録。八神純子以外は初聴。高木麻早レコード屋のエサ箱でよく見かけるジャケットのイメージとは微妙に違う爽快なカントリー・ポップ路線で、舌足らずな甘い歌声で聞かせるオールディーズ・ポップの"恋時計"がナイス。歌謡曲寄りのマイナー調の曲中心の小坂恭子は、けっこうクセの強いヴォーカル。ダークな情念が滲むプログレッシヴ歌謡"ガラス細工"がカッコイイ。唯一の男性浜田良美は基本的には叙情派フォークみたいだけど、MORポップス寄りの"My Song"はちょっと良かった。八神純子はこの中で聞くと突出して洗練された音に聞こえる。